シャニパレワンマンでメンバーが語った「言葉」
2022年1月5日、シャニパレは名古屋市の日本特殊陶業市民会館フォレストホールで3rdワンマンライブを開催した。
年始の平日にも関わらず、500人以上の来場者を記録し、グループの「今まで」を振り返り、そして「これから」へと歩みを進める1つの節目のライブとなった。
今回のnoteはそんな、シャニパレの3rdワンマンのラスト(アンコール曲前)でメンバー1人1人が語ったコメントを全文振り返り、彼女たちの想いをしっかり受け止めてみたいと思う。
以下、実際にメンバーが語ったコメントを全員分、原文ママ掲載する。
◎1人目:小倉百花
本日はご来場いただき、本当にありがとうございます。私は病気のこともあって、1つ1つのワンマンライブが最後かもしれないと思いながら、本当に1つ1つ大切に歩んできました。でもシャニムニ=パレードとして、こんなに大きな会場に立てて、普通の女の子だったら、こんなに大きなステージとこんなにたくさんのお客さんに囲まれることなんて一生ないから、本当に生まれてきて良かったなと思いました。そう思わせてくれたのは、ここにいるファンの皆さんと運営の皆さん、そして一緒に歩んでくれてる7人のメンバー、みんながいるから、こんなに幸せな経験ができています。これからも行けるところまで一緒について来てください。本日は本当にありがとうございました。
◎2人目:浜辺千夢
本日はお越しくださり本当にありがとうございます。初めての大きなライブからこうして3rdワンマンまで8人でライブをすることができて本当に幸せです。そしてここにいるファンの皆さんとこうして楽しい時間が本当にあっという間だったんですけど、過ごせて幸せでした。本当に最高の時間を過ごしていただきありがとうございました。
◎3人目:南雲れい
本日はお越しくださりありがとうございます。まず最初に、3rdワンマンが決定した時に、私は会場を知らなくて、でも何か凛とかから、ハロプロさんとかがよく使ってるめちゃくちゃ広い会場だよって教えてもらって、正直何か無謀すぎる挑戦だなって思って、正直昨日までそう思ってたんですけど、こうやって何か今、ステージに立ったら、平日で忙しいにも関わらずにこんなにたくさんの方が駆けつけてくれて、何かやって良かったなって思えたし、2.5ワンマンの時にあと10人っていう凄く悔しい思いをして今日だったんですけど、まだまだもっともっと大きな数字を出せるグループになるまでここで頑張りたいなって思いました。これからもシャニパレの応援よろしくお願いします。ありがとうございます。
◎4人目:植村美月
本日はお越しくださって本当にありがとうございます。私はずっと最近、考え事をしてて、今までの人生はずっと自分の意見を尊重して自分の人生を歩んで来てて、でもグループじゃそうはいかなくて、初めて自分の意見よりも周りの意見を尊重することを経験して、自分のことよりもグループのことが凄く好きで、これからもグループのことを考えて、日々を歩んでいきたいなって思うし、8人でもっともっと大きなステージに立ちたいと思います。これからもこの8人と皆さんで素敵な思い出を作りたいです。お願いします。
◎5人目:篠崎ここ
本日はシャニムニ=パレード3rdワンマンライブにお越しくださり本当にありがとうございます。私は、結構前になるんですけど、東京遠征に行った時に、ライブ中、ライブとライブの間に、ひいおばあちゃんが天国に行っちゃったっていう連絡を聞いて、何かそれから遠征とかが怖くて、遠くに行っちゃった時にまたすぐに会えないっていうのが凄い怖くなっちゃって、ライブが心から笑えることがなくて、でもなんかそのことがあった時にちょうどしゃにむにロックのロケがあって、そこで言われたことがあって、やっぱり人は助け合って生きていかなきゃいけないし、アイドルっていう職業は人に笑顔を与える職業だから、笑ってればいつか未来できっとうまくいく時がくるよって言われて、それがすごい私の心に刺さって、それからもうちゃんと今まで笑顔で頑張って来れたんですけど、今ここにいる皆さんがいて、私は人に笑顔を与えるというアイドルという職業をやらせてもらってて、すごいそれを誇りに思うし、この職業が大好きになりました。ここがこうしてアイドルをやれるのは、ここにいる皆さんがいてこそなので、皆さんと一緒に笑顔で最高のライブを迎えられて本当に良かったと思ってます。これからも皆さんに笑顔を届けていくので、シャニパレにどこまでもついてきてください。お願いします。
◎6人目:篠崎のの
まずは3rdワンマンお越しくださり本当にありがとうございます。この3rdワンマンライブが決まった時に、私は「うわぁまた上に行けるじゃん」っていう凄く前向きな気持ちで9月、10月と過ごしてたんですけど、それに向けた2.5ワンマンライブがあったんですけど、そこのライブでも私の想いはまだまだ上に行けるっていう気持ちでいっぱいでした。なんですけど、その心と結果が伴わず、2.5ワンマンライブ凄く悔しい思いをして終わってしまいました。私にはここにいるファンの皆さんとそしてメンバー、誰1人欠けることなく、このまま上に行くことが目標で(ママ)なっていて、私はそれが出来たのかな、メンバーの一員として、私個人成長できたのかなって凄く深く考えるようになりました。やっぱ自分の情けなさに気づかされた2.5ワンマンライブであって、だからこそこの3rdワンマンライブで全力で全部ぶつけたいって心から思えるようなライブになったし、シャニパレはこの8人じゃなきゃだめだし、その中に絶対私もいなきゃだめだって思うくらいの素敵なグループで、このグループでもっともっと上に行って、皆さんをもっと大きいステージに連れていくことが私の夢にまたなりました。3rdワンマンライブが終わっても、この先8人欠けることなく、絶対に皆さんのことを幸せにするので、これからもよろしくお願いします。
◎7人目:白井凛
本日はお集まりいただき本当にありがとうございます。正直もうちょっと人がいないんじゃないかって思ってたんですよ。だからこうやって今ステージに立っていて結構ね、こんな正月の仕事初めの日とかに、こんなにもたくさんのファンの方が集まってくださって本当に嬉しいです。でも私がここにお客さんとして来てた時に見てた客席は、もっともっと、もっとおっと埋まってたんですね。だから、今日のライブを通して、私はまたこの8人でもっと上を目指して、次ここでライブさせていただく時は、絶対私がファンとして来てた時みたいに客席を満杯に埋めて、この8人と一緒に頑張ってきてくださっている運営さんたちと、この大切なファンの皆さんと、まだ出会ってないもっともっとたくさんのファンの皆さんともっといいライブをしたいなって心に誓いました、というか凄く心に感じました。なのでね、皆さん2022年以降も、これからもシャニパレについてきてくださると嬉しいです。本日は本当にありがとうございました。
◎8人目:麦茶ひの
本日は皆さん、お越しくださり本当にありがとうございます。私がこのグループに入ってアイドルを始めた時、こんなステージに立てるとは本当に思ってなくて、ライブを私たちは去年は396本(だっけ?⇒白井:7本)やらせていただいたんですけど、1回1回ライブをするたびに積み重ねていくたびに、メンバーが本当に成長していって、何か最初はこの8人でってずっと言ってたけど、本当にこの8人で上にに行けるのかとか、私も足りない部分もあるし、MCとか寸劇とかも、中々やったことないみんなやったことないなか挑戦して、でも定期ライブだったり、たくさん大きな会場でライブをさせていただくたびに、毎回成長してきて、こんなに大きなホールでも、堂々とこうやって、MC喋ったりとか、寸劇をやったりとか、できるくらいまで成長していて、私は何か凄くメンバーに対しても自分にも感動したし、何かこの8人だったらこれからももっともっと上を目指せるんじゃないかなって思いました。そしていつも支えて下さっているファンの方々がいて、私はアイドルをやる理由っていうのが、皆さんに笑顔になってもらうためにアイドルをやっていて、皆さんが疲れている時とか、少しでもライブを見て、私たちのパフォーマンスを見て、元気をもらってくれたり、明日から頑張ろうとか、少しでも心を動かせたらなって思っていつも活動してるんですけど、私は最近、つまずくこととか、メンタルが不安定になった時とかもあっても、皆さんが私を逆に元気づけてくださることばっかりで、ライブをしても、本当に最高に楽しいし、この8人でのステージは本当に楽しいし、物販ではファンの方々が笑顔でいつも話しかけてくださって、こんな幸せな日常に私は本当に支えられています。今回この大きなホールで、このフォレストホールさんでライブさせていただいて、1月5日という、仕事初めとか忙しい時期にも関わらず、こんなにもたくさんの方が来てくださったのは本当に凄いことだと思いますし、感謝でいっぱいです。でも、凛も言っていた通り、まだまだ私はこのホールがもっといっぱいに埋まった姿を見たいし、もっとたくさんのファンの方々に出会いたいし、もっともっと8人と皆さんで上を目指していきたいと思っています。なので、もう一度この8人とここにいる全員の皆さんと、そして新しいファンの方々と、もう一度ここに戻ってこれるように、もう一度本当に実力が伴うようになって、もっともっと最高のライブができるようになったら、またここに戻って来れるように、これからも突っ走っていきたいと思います。これからも応援よろしくお願いします。そして本日は本当にありがとうございました。
◎感想
ライブが最高だったことは言わずもがなである。メンバーのコメント、1人1人に言葉に、それぞれの違った想いが込められていて良かった。
まず、小倉のコメントは、自身の病気のことも引き合いに出しながら、普通の生活ではこのようなステージにファンと同じ風景を見られなかったと感謝を述べるものだった。
続いての浜辺のコメントは、初のワンマンライブから今回のライブまで8人で臨めたことに感謝を綴るものだった。
南雲のコメントは、会場の広さに対する「無謀」という率直な感情から、ライブ当日までの想い、そして実際にライブを終えての「感動」が滑らかに語られるものだった。
植村のコメントは、自身の生き方に関するもので、今まで自分の意見を大切に生きてきたが、このグループで活動する中で、「グループのため」に生きることの大切さを実感したというものであった。
篠崎ここのコメントは、遠征中に亡くなったひいおばあちゃんの話から始まり、笑顔でいることの尊さ、そしてアイドルという職業をやれていることへの感謝を述べたものだった。
篠崎のののコメントは、「上に行く」という自身の強い思いを、今までのライブに対するもの、そして今回のワンマンライブを経て感じたものの対比で捉えながら語ったものだった。
白井のコメントは、自身が「お客」として眺めていた客席の風景を引き合いに出しながら、もっと上を目指すという決意を語ったものだった。
麦茶のコメントは、今までの7人のコメントを総括する形で締められ、また成長してフォレストホールに戻ってくるという覚悟が垣間見えたものだった。
以上、8人それぞれの思いを乗せたフォレストホールでのライブは無事終了した。結成から1年と4か月が経過したが、この8人でさらなる階段を「遮二無二」登り始めたと言っても過言ではないだろう。
笑顔をファンに届けるため、自身がお客側で見ていた風景を今度は演者として届けるため、シャニムニ=パレードは、今日も輝き続ける。
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