No.156 私の影

こんなに側にいるのに、
どうしたって触れることができない。

私が眩しい時、
君は後ろで濃くなり支えてくれる。

いつか君に触れることができるだろうか。

なんて思って君に手を伸ばす。

君も私に手を伸ばす。

けれど感触はひんやりと冷たいコンクリートだったりして。

ねぇ?どうすれば君に触れられるのかな。



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