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これが俺たちの推しニンイメージカクテルだ!

 この記事はの共同制作です。

 みなさんこんにちは。お酒は好きですか? 我々は人並みに好きです。
 タイトル通り、今年の222は我々二人がそれぞれ製作した推しニンジャイメージカクテルでエントリーです。


伏の推しニンイメージカクテル「アーソン」

S_放火1

S_放火2

スタイル  ロングカクテル
製法    シェイク
グラス   コリンズグラス(ゾンビーグラス)
材料
上の層
 ウォッカ(アブソルート・ペッパー) ……30ml
 ホワイトキュラソー(コアントロー) ……15ml
 レモンジュース           ……10ml
下の層
 オレンジジュース          ……40ml
 グレナデンシロップ         ……1.5tsp.
解説
 組織のために自分の仕事を淡々とこなす、アーソン=サンの控え目な性格、洗練されたシャープな印象……そういったものを表現するため、純度を極めたクリアな酒質が特徴のウォッカをベースに選びました。
 『アブソルート・ペッパー』は2種類のフレッシュな唐辛子(ハラペーニョ)で香り付けされたフレーバード・ウォッカです。身体が中から燃え上がるほどスパイシーな唐辛子の香りは、彼が持つ奥ゆかしくも確かな己の「火」の力に対する自信をイメージしています。
 そこに合わせるホワイトキュラソーのコアントローは、BARには欠かせない非常にポピュラーなお酒の一つです。シリーズ屈指の初心者向けエピソードで導入役を務める、アーソン=サンの『ニンジャスレイヤー 』という作品内における重要な位置付けを想起させます。
 スーツ姿のアーソン=サンをイメージした上層はこれだけでもスッキリと美味しく味わえますが、揺らめく炎をイメージした下層と混ぜ合わせることで彼の装束色であるダークオレンジめいた色に変化し、また違った味わいを楽しむことができます。

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登の推しニンイメージカクテル「ゲイトキーパー」

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スタイル  ロングカクテル
製法    シェイク
グラス   オールドファッションドグラス(ロックグラス)
材料
 ジン(ビーフィーター)       ……30ml
 ドライベルモット          ……10ml
 梅酒                ……10ml
 レモンジュース           ……10ml
 ブルーキュラソーシロップ      ……1tsp.
 グレナデンシロップ         ……1tsp.
 金箔                ……適量
解説
 多種多様なボタニカルの個性を混ぜ合わせて作られるジンは、ゲイトキーパー=サンが創設に携わったソウカイヤの精鋭部隊シックスゲイツのイメージです。王家の宝が保管されているロンドン塔を守る近衛兵から名付けられたドライジン「ビーフィーター」をカクテルのベースに選びました。王の傍近くで職務を全うするその姿は、シックスゲイツの名誉構成員であるゲイトキーパー=サンを想起させます。
 カクテルの王様として名高い「マティーニ」。ジンとドライベルモットというシンプルなレシピに、梅酒で梅の香りを添えました。梅の木が主君を追って海を渡ったという「飛梅伝説」から「忠実」「高潔」という花言葉を持つ梅。ソウカイヤの絶対君主であるラオモト=サンに鋼の忠誠心で付き従うゲイトキーパー=サンの姿を連想させます。
 紫色のカクテルの中心にクロスカタナに見立てた金箔をあしらい、ソウカイヤ旗を表現しています。ソウカイヤの御旗の意匠のように全体を仕上げることで、ラオモト=サンが支配するソウカイヤの繁栄を裏から支える、彼の奥ゆかしさを表しています。

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●なぜ我々が推しニンカクテルを作るに至ったか

 「カクテル講座やります」
 以前から通っていたバーにて開催されることになったそれに、我々の心は強く惹かれた。
 期間限定で受講者を募集していた(※今は募集終了)その催しの詳細は、こうだ。

“バーテンダー歴約20年のマスターがカクテル作りをガチでレクチャー。
一通りカクテル製作の修練を積んだ後、
最後の課題としてオリジナルカクテルを創作する”

 その道のプロから本格的なカクテル作りのワザマエを学べる……?
 ワオ……それって滅茶苦茶楽しそうだし……何より……
 オリジナルカクテルを……
 推しニンのイメージカクテルを作れるようになる……!?

 せにゃ!

 こうしてしめやかに参加申し込みを終え受講資格を得た我々はカクテル・ドージョーでの修行に臨んだ。
 インストラクションは厳しいものだった。※
 カクテルの構成や製法についての基礎知識、メジャーカップの持ち方、バースプーンの回し方、シェイカーの振り方等、そういった非常に過酷な修練(実際かなり過酷だった。伏はバースプーンの扱いが下手で練習中に薬指の皮が剥けた。(登はそんなことなかったので単に伏があまりにも下手すぎただけのようにも思う))を終え、ビルド、ステア、シェイクのベーシックなカクテルを自力で作れるだけのカクテル・カラテを得たのだ――――。
 
→そうやって出来たのが「アーソン」と「ゲイトキーパー」です。滅茶苦茶いいカクテルが出来たなと思ってます。

※実際はとてもやさしくていねいにおしえてくれます。


●作ってみた感想

・工夫したところ
 甘みとオレンジ色要素が欲しくて使ってみたオレンジジュースとグレナデンシロップでしたが、あえて混ぜずに二層の状態で提供するスタイルにしたことで無印アーソン=サンの衣装チェンジ要素をうまく表現出来た気がして気に入っています。(伏)
 梅を使ったお酒は殆どのものに色が付いているため綺麗な紫色を作るのが難しく、良い具合に香りつつ混ぜても濁らないものを探すのを頑張りました。結果、部屋に梅酒.リキュール.スピリッツだけで6本酒瓶が増えました。(登)

・たいへんだったところ

 とにかく不器用で道具の扱いがあまりにも下手なので慣れるまでが大変でした。シェイカーを振る練習をした後で左腕がとてつもない筋肉痛に襲われ夜も眠れなくなりました。運動不足でしょうか。というかこれ本当に筋肉痛ですか?(伏)
 栓は一捻りで開ける、ラベルが見えるように酒を注ぐ、瓶の口を拭う等の、一連の所作を実行するのが大変でした。頭では覚えていているつもりでも、実践ではすぐ頭から飛んでしまいます。(登)


●感謝

 カクテル講座を企画・開催してくださった「BAR IGGY」様、推しニンイメージカクテル制作にあたっての助言や撮影場所提供等、本当にありがとうございました!
 プロフェッショナルから直に学んだ知識とワザで大好きなキャラクターのイメージカクテルを作れるというのはとても得難く、充実した体験でした!
 ここまで読んでくださった皆さまも本当にありがとうございます! 自分の好きなキャラクターを通してお酒に触れてみるというのも、とてもタノシイですよ!


今回お世話になったBAR IGGY 様の詳細についてはこちら
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(HPに記載された決まり事を守ってお酒を楽しんでくださいね! 守れない人は家族と話をしてください)


(伏&登)


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