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打ち上げ花火の撮影(写真6枚)詳しく撮り方も。

最近はスマホのアプリでも簡単に撮れそうだし、動画で良かったりしますが、写真やってる身としては、一眼レフで撮影することが多いです。

必要な機材

  • 一眼レフカメラ

  • 三脚

  • レリーズ

  • 足元を照らすライト

大まかにはこんな感じ。
まだ、明るいうちに、三脚を据えて、カメラをセット。
一応、明るい景色も撮影しておく。
周りの安全確保、他の人の邪魔になったりしないかを確認。

場所取り

撮影場所はあらかじめ探しておく。
場合によっては許可が必要な場合もある。
人気の場所ではかなり大変な場合も、当日の昼くらいは田舎でも当たり前。
前日の夜から泊まり込みの方もいる。リサーチが必要です。

どうしても待ち時間が長くなるので、飲み物、食べ物の確保。
夏場は暑さ対策も。


昨年撮影した打ち上げ花火

昨年撮影の写真。許可をいただいてホテルの敷地内の芝生の場所で撮影しました。快適でした。ありがとうございます。


撮影手順

カメラの設定は
ISO感度は100。花火は明るいので100で十分。
レンズは今回は標準ズームレンズの望遠側。
撮影場所で変わるのでその時に応じて色々使います。
花火が近い時は超広角を使うことも。
望遠側だと三脚によっては微妙なブレが出たりするので
三脚はなるべく頑丈なものを使います。

オートフォーカスは使いません。ピントは花火の上がる空中の位置に固定。
ずれたりもするので、撮影しながらモニターで確認してます。

絞り値はF5.6、F8あたり。
長秒露出すると重なりすぎて明るくトブ場合もありますがそこはその場で調整。
露出時間はレリーズを使って、花火3つ重なるくらいを目安にしてます。
時間にすると数十秒くらい。

現像はLightroom

ライトルームを使っています。

  • レンズ補正

  • 色温度補正

  • ノイズ除去

これくらいは大体必須要件。一括で処理して書き出し。

Photoshopで合成

花火の配置(主に高さ)を配慮しながら選んで
大体2〜3枚くらいを合成しています。
レイヤーを重ねて「比較(明)」合成
極端に違う位置の花火を重ねてしまうと違和感しかないので
近い時間の同じ構図で行います。

重ねて、統合して最後にレベル補正。で完成。

意外と簡単ではある。

一番、厄介なのは場所取り。
大人が喧嘩してることもあったりしていたたまれない。
楽しく撮りたい。

丸々1日使うこともあって、今年は行けるか微妙になっている。

数年前、小学生の息子に
カメラを三脚にセッティングしてシャッターだけ押させた。
「花火3つごと。長押し。」この指示だけで普通にとれてました。
難しくはない。

ただリモートレリーズなしで取らせたのでブレが多少。
私自身はワイヤレスのリモートレリーズだったのでブレなし。
「チートやん。ずるい」とかなり非難されました。

楽しくやろう!

田舎でも、人気の花火大会は
混み合うこともあったりして
趣味の撮影であるはずなのに、変にピリピリしてたりします。
なるべくそういう場所に近づかないようにしてます。

しっかり下見、
夜はどんな状況になるのか?
街灯とか邪魔にならないのか?
花火の上がる大まかな位置は?
花火の上がるその日を楽しみに、ロケハンも楽しむ。

楽しく撮影してみんなで楽しみましょう!



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