見出し画像

部下からの相談

おはようございます。台風の影響を受けそうです。皆様、ご安全に。

最近、部下より「一番動くのは、○○さん。その人と仕事をすればうまくいく。後の人はあまり動かない。だから私ばかりで負担が大きい。」

と相談を受けた。


それは、知ってる。○○さんに比べると他の人は動いていない。○○さんは、すべての事に目が回るし、責任感も強いから仕事量も多い。頼りになる存在である。 

しかし、○○さんに聞いてみると「まあ、それはあるでしょうかね。けれどみんなきちんとやってくれているのではないですか。僕もミスりますし。」

と答える。

○○さんはまだ20代。相談してきたようなことにはフォーカスしていない。 
自分のすべきことをひたすら一生懸命やってくれる。それでみんなと仲良くやっている。

気づくことが多いので、あれこれしなくてはいけないことが頭の中に生まれるから、それを生産性を上げるために考えながら動くので、仕事も早く見えるし、動いているように見える。

その○○さんと一緒に仕事をすれば、自分が気づく前に○○さんがやっていてたりするから、他の仕事が出来たり、自分の負担も少なく感じるのだろう。確かにその分野は仕事のメイン部分なので、一番軸になるところだから、一番みんなで力を発揮しないといけない。そこで切磋琢磨して動いていると感じれば仕事しているという充実感はあるだろう。

しかし、○○さんより動いてはいないけれど、その仕事をやり遂げるために、あまり目立たないけれど、下仕事をきっちりしてくれるからその仕事が機能的に作用し、効果が倍増したりする子もいる。  
動いていないのではなく、いろんなものに気づきやってくれている時間が、その人には動いていないと見えるのだろうと思う。

確かに他にも、まだ慣れていなくて、頭の中で整理できていないから動きが悪い子もいてる。しかし、彼らには元気があったり、仕事の情熱があったりと、例え仕事量が少なくても、外せない存在であることには変わりない。


その相談してきた子も、確かによく動いてくれるし、仕事以外の事にも気づき動いてくれる。しかし、彼につっつこうと思えば彼にも言われることはあります。仕事以外の事を気づいて良かれと思ってやってくれているのだろうが、大変それがマイナスになってしまった事もある。

しかし彼もまたいてくれなくてはならない存在だ。そのように相談してくるまで彼を追い詰めてしまった私の責任だ。

そんな相談は彼もしたくないだろう。それをしてくるには勇気もいっただろう。その前になにか、ひと声、私は気づいているよというようなことを発信しておくべきだったと思う。

私は、自分の仕事をしていればよいという立場ではない。みんなをまとめ仕事を有益にしていくために、みんなにやる気をもってもらえるような雰囲気をつくりあげなければならない。

その相談をプラスに、自分自身が湧き上がってきた感情など無視して、みんなの気持ちを汲んで行動しなければならない。それが、うまくいこうがいかまいが。

毎日が勉強。      いいよ。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?