２０２４年のエネルギー

２０２４年は、一言で言うならば、「許しの時」だと感じます。

自分がどれだけ寛大な気持ちで現実を受け止めることができるか？がポイントになってくると思います。
許し、寛大な自分というと、自らが丸裸になるような感覚もなきにしもあらず。
そんな時は、自分と他者との境界線を大切に過ごすことは欠かせません。
また、自分だけが周囲と違った見解を持っていてもよいとゆるす気持ちも必要になることがあります。
自らを許すことは、必要以上に自分以外の誰かを攻撃することも必要なくなっていくからです。

厳しい出来事も許しの心を持って受け止めることができる時、あたたかさの中に包まれて自分が生きていることに気づくことができます。
自分が物事への受容ができる時、この現実にも確かに愛が存在していることを強く実感できるということなのです。

例えるならば、卵が孵化する前は、ある意味、固い殻の中に安全に守られ過ごすことができます。
殻を割り、新しい世界へ自らが受け止めることができる時、守られていた殻の存在、つまり、安全のバリアを超えて、自然の流れの中で、自らがまだ知らぬ想像を超えた新たな世界へ進んでいくことになります。

殻を破る行為は、命をかけるため危険を伴う方向へ進むことにもなることでもありますが、見方を変えると、新しい自分の形になって生きることは、命の誕生であり、あたたかいものに包まれていることも感じられます。
殻を破るからこそ、また違った世界で自分を生きていくことができるのです。
許しとは、殻を破り捨て生きるプロセスをゆるすことでもあるのです。

殻を破る行為は、安全から守られていない世界へ向かうようで、人と人とのふれあいから感じる愛をいつも以上に強く感じられるときでもあります。
殻を破るというたくましい行為は、自分自身の領域の解放でもあります。
それは、細かいギスギスした関係は、おのずと修復する関係性に生まれ変わったり、和解がなされる時を意味しています。
ギスギスした関係を継続するか、ここでやめるかは、流れで決めることになりそうです。双方のちょうどいいところを見つけ出すような折衷案が選ばれる時です。
たとえ正しいものであっても、どちらか一方だけの意見が優位に採用されるわけではなさそうです。

何がよい、これがあるから絶対に大丈夫というわけではなく、すべてを出して、お互いのちょうどいいところに出し合ったものがおさまるところにおさまることの大切さに気づく時。
それに対して、自分はどこまで許すことができ、受け入れることができるか？ということになるのです。
少し納得ができない点は、時間とともに、修復が起こり、自分にとってより丈夫な、より安全なものへ生まれ変わることになるのです。

２０２４年の最大のイベントは、１０月３日～１１月１日のエネルギーです。良い感じだな、とほんわか感じられるようになってきます。
今まではギスギスして眼中に入っていなかったけれど、このタイミングでふと息抜きできるようなゆとりができ、気づいたら、意外と自分の周りは素敵な人達がたくさんいたんだ！といううれしさが広がります。
２０２４年後半の方が安定して過ごしやすい年になってくると思います。

厳しい摩擦が生じやすい時は、２月２４日～３月２５日のエネルギーです。
正しいと思っていたことが通じなくなってしまったり、不要なもの、時代に不適合なものを洗い出し、終わりにさせていくパワーが強く動きやすいと思います。
ここで起こった出来事は、７月６日頃に向けて、穏やかなものになっていきます。

２０２４年の後半、１１月１日～１２月１日は、決断力、実行力が求められます。
時代の新しいリーダーの誕生です。リーダーを中心に、危機的な状況も突破できる力を兼ね備えた人材で、チームとなって解決へ導いてくれます。

あたたかいものに包まれるというエネルギーは、皮肉にも、火のエネルギーに包まれる暗示でもあります。
６月２２日～７月２１日は、火の始末に気をつけて過ごすことが大切になります。同時に、感情的に爆発しやすく、口論も生じやすいので、言葉を選んだり、口は災いの元にならないよう配慮を持って過ごしたい時です。
感情的になることは、ストレス解消にはなりません。収まりつかない感情は、意識的に芸術的な時間を取り入れていきます。創作活動や自然にふれる時間を意識的につくっていくことの方が賢明です。

許しの年なので、たとえ、派手にやらかしてしまっても、周囲が寛大に受け止めてくれたり、
厳しい苦境に立たされても、たまたま振り向いたら、助けてくれる人が現れたり、周りの人たちのおかげで自分が立て直せる機会に恵まれていることを感じやすいときでもあります。
そういう出来事が起こることで、金の円から人の縁の大切さを実感し、物質へのこだわりが少しずつ減ってくるタイミングでもあるような気がします。

自分は何のために生まれてきたのだろう？の問いへ、周囲の人間関係によって、自分の価値に気付かされることが起こると思います。
それは、厳しい経験をしてきたからこそ、出会えた仲間や、お互いの状況を理解できる関係だったからこそ強く実感できる関係が生まれてくるような気がします。
仮に、知らない相手でも、思いやりや優しさによって、助け合いの精神が生まれてきやすい時なので、それにより自分の感情が収まるところに収まることを経験するかもしれません。

２０２４年のエネルギーを感じて、今一番求めていることは、愛に生きる勇敢なリーダーなのかもしれません。表面には出ていなくても、心のなかで通じ合う気持ちが、自然と人と人とをつなげているような気もします。

２０２４年に、新しい紙幣が流通されます。新しさと同時に、このままでよいのだろうか？という疑問も生じやすいかもしれません。
何か疑問があれば、一人の時間を過ごすよりは、人と一緒に考えたり、自分の意見を誰かに聞いてもらったりする時間が必要になってくる時のような気がします。
ためてしまうと、他者への批判や攻撃が強くなりやすく、許しのエネルギーから離れてしまいます。

前回、感染症が流行した際は、一斉に待機し、人との付き合いに関しては、ゼロに近い状態で過ごしていましたが、今回は、同じようにはならない予感があります。
新しいルールの中で、正しい安全な人と人との過ごし方を考えることが必要になってきます。

境界線を保ちつつ、他者との交流からあたたかさを感じる機会が増えてくると思います。
もらうばかりの愛でもなく、与えるばかりの愛でもない、ちょうどよく成り立っていることに気付かされる時、自分の生命力が熱く高まってくると思います。

以上、
ざっとまとめてみました。
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