ふーこ

わたしが生きている、証

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最近の記事

#11 買い替えるということ

19歳の春、カメラを買ってもらった。 亡くなったおじいちゃんはカメラマンだったから、わたしが「カメラやりたい!」と言ったことが嬉しかったのかもしれない、 ハタチのお祝いね、と1年もフライングでおばあちゃんがプレゼントしてくれた。 家電屋さんに一緒に買いに行ったけど、わたしの話なんか耳に入ってなくて(これはいつものこと)、「軽いし簡単そうだしこれにしなさい!」と。こんなに簡単に決めていいのか?と思いつつ、念願の一眼レフにワクワクが止まらなかった。 初代相棒、kissx7iと

    • #10 就活生のわたしへ

      「なんのために働いていますか?」 就活生の時、インターンや説明会で出会う大人たちに必ずしていた質問だ。 毎回、一瞬考えてから答えをくれる大人たち。 「生活のため」「お金をもらうため」 「人の役に立つため」 いつもだいたい同じ答えで、正直ピンとくるものが全然なくて。大人って、つまんないなあ〜と思っていた。今思えばめちゃくちゃ面倒くさい学生だけど(笑) あの時は本気で働く意味が知りたくて。 「文句を言いながらも、人生の大半を仕事に捧げる人間たち!」 これはもはや最大のミステリーだ

      • #9 カップルはバカでないと続かない

        先日、この辺ではわりかし有名な手相占いに行ってきた。 「半年以内に彼氏ができたらいいけど、、そうでないと結婚は40になってからだねえ。恋愛の線が薄すぎる。あなたは今、何よりも恋愛を頑張りなさい!アプリでもやりなさい!」 と、とんでもないことを言われてしまった。 オジサン占い師にアプリを勧められる26歳冬。なかなか面白い。 、、いや、全然笑えないな。 お母さんになることが夢なので、40での初婚は避けたいところである。 そんなこんなでアプリ活動に勤しんでいるわけだが、これがま

        • #8 バレットジャーナル、はじめました

          とっても久しぶりになってしまったnote、 2022初投稿。今年は月一投稿を目標に、よろしくお願いします! 今年から「バレットジャーナル」を始めた。 通称BUJOと呼ばれるそれは、箇条書きで自分の思考や行動を管理する手帳術のことである。 手帳歴も4年目に突入し、自分の人生を自分らしく残したくなったのだ。 そもそも、わたしが手帳を毎日記すようになったのは精神的に体調を崩したことがきっかけだ。 考えていることがたくさんあって、やるべきこと、やりたいこと、感情で頭の中がぐちゃぐ

        #11 買い替えるということ

          #7 どこまでも広い世界に気付いた日

          唐突だが、わたしの人生の分岐点となった出来事について記そうと思う。 あれは、6年前の春。大学生活も2年目を迎えようとしていた頃だった。 なんとなく観ていたテレビに映し出された、ゴミの山を漁って生活する子どもたちの様子。どこの国だったか、なんの番組だったかも覚えていないけど、あの時感じた衝撃だけはハッキリと記憶している。それはまさしく、"わたしの知らない世界"であって、平和大国日本で悠々と暮らしているわたしには、到底想像もつかない世界だった。 本当にこんな可哀想な生活をしてい

          #7 どこまでも広い世界に気付いた日

          #6 結婚おめでとう?

          20代も後半になると、いわゆる"結婚ブーム"がやってくる。わたしの周りでは、只今絶賛開催中である。ちょっと前までは、SNSでかろうじて繋がっている昔のクラスメイトの"ご報告"投稿を眺める程度だったけれど、最近はLINEで報告を頂くことが増えた。それだけ仲良しの友達が結婚してるということだ。 素直におめでとうと言える人が羨ましい。 結婚することが、めでたいことだと思えない。 そんな、2021年のわたしの結婚についての考えを記そうと思う。 まず、友達としての立場からの意見はこ

          #6 結婚おめでとう?

          #5 どうしても忘れられない君へ

          彼は、小学校からの幼馴染。昔からおちゃらけていて、虫と魚が大好きな男の子だった。普段はすっごく適当なのに、根は優しくて、そんな彼が好きだった小学校時代。 中学校からは同じ部活になって、部活後みんなで帰ったり、たまに遊んだり、勉強したり。いつもすぐそこにいる存在で。大事な友達だった。 関係が変わったきっかけは高校3年のとき。受験勉強に励んでいた時期、進学校に通っていたわたしに「赤本貸して」と連絡が来たのが始まりだった。その日から、連絡を取るようになり、夜に集まっておしゃべりする

          #5 どうしても忘れられない君へ

          #4 コロナ禍で良かったこと

          恐ろしいウイルスが流行り出して、1年以上が経過した。 直前の12月にドイツに行って以来、大好きな海外旅行には行けていない。いや、海外どころか日本でさえ旅行しにくい状況だ。飛行機に1年も乗っていないなんて、考えられない。 月一で行っていたライブにも行けていない。好きなバンドを目の前に、みんなでギューギュー押し合って、好きなだけ叫ぶ、、遠い昔のようだ。 友達にも会いづらくなった。気軽に誘えないし、ご飯も飲み会も行きづらいし。 色んなことが制限される生活で、それでも時間だけは過ぎて

          #4 コロナ禍で良かったこと

          #3 家族とは

          家族の定義。 それは、昔からずーっと分からない問題の一つだ。 血の繋がりを家族とするならば、祖父母や従兄弟は家族といえるのか? 一緒に住んでいる人のことを言うのだろうか? ○人家族って、何を基準に言ってるの? 学校でそんな話が出るたびに、モヤモヤした気分になった。 仲良しの家庭に生まれ育っていたら、そんなことは考えもしなかったのかもしれない。 我が家は、昔から両親の仲が悪く、家庭内別居という名の冷戦状態が長い間続いていた。離婚して父が家を出ても、生活は何も変わらなかった。そ

          #3 家族とは

          #2 ミニマリストに憧れて

          2020年は、とにかく片っ端から断捨離をした一年だった。動機は単純で、インスタでよく見るミニマリストに憧れて。殺風景な部屋でのシンプルな暮らしがカッコいいと思えたのだ。 最初は、洋服から。 シーズン中、一度も着なかった服は全部捨てた。箪笥から溢れそうになっていた服は、クローゼットに収まる量になり、持っている服を全て把握できるようになった。 そのまま部屋の片付けもした。 お菓子の缶に溜まっていたキーホルダー、昔好きだったk-popのグッズ、誰かにもらったメモ帳たち、、メルカリ

          #2 ミニマリストに憧れて

          #1 TO DO LIST 1/100

          学生の時、人生でやりたいことを100個書き出したことがある。もちろん、授業中に! 社会人になってからは、ノートが更新されるたびにリストも更新しているのだけど、初めて100個書き出した時から、ずっと並び続けている常連のto doがある。 「ブログを書く」だ。 "生きることは考えること"と思っているわたしにはアウトプットする場が必要だ、とずいぶん前から考えていた。 長年想いを募らせたせいか、肩に力が入ってしまって気軽に始められずにいたところ、友達が背中を押してくれたのでやってみよ

          #1 TO DO LIST 1/100