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「感謝していると運気が良くなる」ってほんと?と思ってしまう方へ

「開運」とか「引き寄せの法則」系の書籍を読むと、必ずと言っていいほど書かれているのが、「感謝が大切」という言葉です。

日常の些細なことでも感謝をして、ありがたいと思っていると、どんどん運気が良くなって、望んでいる状況を引き寄せる、というんですね。

でも、それってほんと?と思ってしまう人もいると思うんです。
特に今あまりうまくいっていない人ほど。
私にも経験があるので、そういう気持ちはよくわかります。

だって、色々なことに「ありがたい」と思っているだけで、今のよくない状況から抜け出せるなんて、そんなに甘いもんじゃないって思っちゃいます。

でもね、「感謝していると運気が良くなる」ってほんとなんです。

確かに何に対しても「ありがたい」と思っているだけで、ある朝目が覚めたら大判小判が枕元にあった、なんていう日本むかし話のようなことはありません。
「感謝していると運気が良くなる」って、エッセンスだけを簡単に言っているので、感謝してさえいればいいのかと思ってしまいますが、そういうことではないんです。

日頃些細なことにも感謝するということは、裏返せば不平不満を持たないようにするということです。
うまくいっていない時ほど人って色々と不平不満を持ってしまいますよね。
でも不平不満を持っていると、考え方がどうしてもマイナス思考になりますので、前向きな考え方ができずに、行動を起こせなくなってしまいます。

運気を良くするために大切なことは、「行動すること」です。
行動すると、必ずそこから得るものがあります。
素敵な出会いがあったり、魅力的なものを見つけたり、貴重な話を聞けたり。
それがすぐに直接仕事につながることがなかったとしても、刺激を受けたり、気持ちが元気になったりすることで、さらに前向きな考えができるようになります。
そしてまた頑張れる。動ける。
そうやって自分にできることを精一杯実行することで、良い結果がついてくる。結果的に運気が良くなるんですね。
自分が動かないと、何も変わらないということです。

また、不平不満を持っている状態だと、自分の意識(アンテナ)が不平不満の方に行ってしまって、不平や不満を言いたくなるようなものばかり目についたり気がついたりするようになってしまいます。
一方ありがたいと感謝していると、ありがたいことに目がいくようになり、気持ちが前向きになります。
そうすると、自分の意識(アンテナ)が外に向くようになり、自分に必要なことや大切なことに目が入ったり気がついたりできるようになります。
結果、良い方向に進めるようになり、運気が良くなるということです。

物事をありがたいと思う、感謝するということを普段からやるようにするということは、自分の気持ちを前向きで元気な状態に保つための手段というか、練習なんです。

もちろん生きていれば嫌なことも起こりますし、気持ちが沈むこともあります。
不平不満を言ってしまったり、マイナス思考になって何もやる気が起きないこともあります。
それでも、無理矢理でも何かしらありがたいことを見つけて、感謝するようにする。
それが私たちの修行であり、それによって成長できて、良い結果に近づくようになるのだと思います。

余談ですが、それでもどうしても不平不満やストレスでいっぱいになってしまう時、私たちは神社やお寺に行くようにしています。
特に木々に囲まれた神社やお寺にいくと、日常とは離れた空間に身を置けるので、なんだか自分が浄化されるような感じがしますし、とても気持ちが安らぎます。

ありがたいと感謝していると運気が上がるという理由は、このようなことだと私は考えています。
物事に納得できないと受け入れられないという人は、何かの参考にしていただけると、とても嬉しいです。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。
また笑顔でお会いしましょう!


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