なつかし牛丼
初めて食べてから夢中になって、毎日バカみたいに食べ続けていた頃があった。たしか、あの頃って、
セットやトッピングが贅沢なイメージがあってさ、注文するのは決まって牛丼の単品。
今でも牛丼、すき家が大好きで、すき家が近所にない場所には住めないと真剣に考えている。
不動産屋さんで、このことを伝えると、
「えっ?すき家ですかぁ…
吉野家か、松屋ではダメですか?」
と尋ね返された。
「ダメです。」
こんな僕でも不思議なんだが、あの頃って今よりも一途に牛丼ばかりを食いまくっていたよな。
店内に入って、適当な席に腰を下ろしたら、
「大盛で…」もしくは「並」の、ひと言しか言葉を発しない。
そして運ばれてきたならば、卓上に置かれた容器から紅生姜をこんもり載せて、バクバクと掻っ食らう。
しばらくして、牛丼ライスにハマって、牛丼並盛をオカズにライス大盛を食べるようになるのは別の話。
そういえば、友人はいつもカレーライスライスを注文していたっけな。
あと、これまでに、すき家で牛丼ライスを注文する人を3人しか目撃したことがない。
1人は僕で、残りは学生時代の友人で…
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?