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【今週のPICK UPタイトル】ゲーム「文豪とアルケミスト」でも話題。夏目漱石の長女との結婚の顛末を描いた、松岡譲・幻の名著『憂鬱な愛人』が待望の復刊!

夏目漱石の長女との結婚の顛末を描いた、松岡譲の自伝的長編小説『憂鬱な愛人』。トータル1,200ページにおよぶ激レア作品が、約90年ぶりに上・下2巻、新仮名遣いで復刊決定です!

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■どんな本?

著者の松岡譲は、夏目漱石の娘婿。近年は、文学者たちを主人公とするゲーム「文豪とアルケミスト」の登場人物としても人気が高い作品です。
本書は、松岡が夏目家の令嬢・筆子と結婚するまでのいきさつが書かれた長編小説。筆子との結婚を望み破れた久米正雄が先に発表した『破船』により、当時の世間は久米に同情し、松岡は冷たい目にさらされます。その結婚から10年目、松岡自身が結婚に至るまでの真実を書いたのが本書と言われているのです。
トータル1,200ページにもおよぶ大作を、上・下巻で復刊。
すでに図書館にも蔵書がない幻の名著を、現代の人にも読みやすい新仮名遣いにして初復刻いたします。

※カバー画像はイメージです。

※本書は、1928~31年に第一書房より刊行されたものを再編集して復刊する
ものです。

■『憂鬱な愛人 上・下』に寄せられた復刊リクエストコメント(一部)

「松岡譲の代表作であり、『破船』事件のたいへん貴重な資料でもありま
す。また、大正当時の漱石山房の様子や漱石死後の世間の様子などを窺い知ることができ、読み物としてもとても面白く価値ある本だと思います。現在では読むことが難しく、復刊していただければこれ以上の喜びはありません」

 「破船事件の相手方としてばかり有名になってしまった著者から見た破船事件。彼が当時何を思ったのか、世間から悪役にされてしまった彼を、彼自身の筆で知ることができる貴重な作品です」

 「ゲームがきっかけでお名前を知りいくつか著書を読みましたが、見つかるのは漱石研究本ばかりで、図書館ですら小説はなかなかみつかりません。漱石研究や随筆もとても面白いですが、この方の小説を読みたいのです。ぜひ復刻をお願いします」
                  

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