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ウエスティン・ルスツ・リゾート パート2


数多くのレストランで毎日違った食事が楽しめる、近くにテーマパークがありファミリーで楽しめるゴルフ場が隣接していて大人も楽しい、長期滞在にも適したホテルだ。
なによりもゲストの為に心のこもったもてなしをしてくれるスタッフの方の心づかいで、快適に楽しく過ごせるホテルだった

元気すぎる年寄りにも真摯に向き合う

ルームマネージャー   岩瀬邦弘さん     
フロントマネージャー  長 真悟さん 
出発前にフロントマネージャーの長(おさ)さんからメールを頂いて情報交換できていた。メールには留寿都の観光や温泉、リラクゼーションについて詳しく書いてあり、少しだけアクティビティについても紹介してあった。
また、到着時間の確認と、現地で何がしたいかの問い合わせだった。

メールには「ルスツではレストランでのお食事を楽しみ、健やかな心と体を育む、といった意味でもトータルリラクゼーションを体験いただければ幸いです。アクティビティ(ラフティング、カヤック、乗馬 etc.)もお楽しみいただけます。また近隣にはマイナスイオン豊富な京極のふきだし公園や、羊蹄山が望める京極温泉やまっかり温泉などもございます。ご予定がお決まりでないようであれば、是非滞在中のプランニングのお手伝いをいたしますので、お申しつけ下さいませ。」とあった。

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私達金婚式カップルの爺さん婆さんなので、アクティビティには興味を持たないのだろう、温泉やリラクゼーションをお楽しみくださいねと提案してくださったのだと思う。私が長さんでもそのように案内するだろう。

ところが・・・・・・・私はアクテビティ―だけに食いついてしまった。
「わぁ~~!!ラフティング!!!カヤック!!!乗馬もできるのぉ~~!!楽しそう」
さまざまなアクティビティに夢は膨らんだ。 どれもやってみたいとお返事をすると、メールの書面から少し動揺が感じ取れた。

「え~??金婚式を祝う年齢のおばあちゃんが、ラフティングしたい??カヤックしたい??乗馬したい??」
・・・な、わけないだろう、という心の声が聞こえてきた。

私は、岩を崩すような急流の中を右へ左へオールを漕いで進むラフティングやカヤック、大自然の山の中を自由に走り回る乗馬をイメージして、「どれも面白そうなので予約お願いします」と返信した。コロナ禍で、ラフティングは定員に満たず、カヤックもできなかったが、カヌーで川を下るツアーを予約してくださった。

夫が脚を痛めていて、カヌーには乗れるが川まで歩くのが大変だと伝えるととても丁寧に車を降りてから歩く距離を調べてくださった。長さんの事前調査のおかげで、現地に行っても困ることがなく、安心してカヌーでの川下りを楽しめた。

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ゆったりしたところをのんびり進む時あり、流れの速いところを緊張して進む時あり緩急あるカヌー川下りを楽しめた。途中で岸に上陸してティータイムもあってと2時間のカヌーツアーはあっという間だった。なにより、親身になって詳細までチェックして予約をしてくださった、長さんと岩瀬さんに感謝している。

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乗馬経験のある私には少し物足りなかったが、馬と触れ合って楽しい時間だった

・顧客の困りごとに心を添えて、自分で出来る最高の提案をする

フロントマネージャー  長真悟さん 

このホテルのお部屋の特徴は全室がメゾネットタイプ、どのお部屋にも階段がある、ベッドルーは2階、リビングルームとバスルームは下の階にある。
とってもおしゃれなつくりなのだが、脚を痛めている夫には階段の上下はつらい、夜お手洗いに行くときには特に大変だった。
このよう出来ている部屋だからどうしようもないと思っていたら、長さんが夫の脚の異変に気づきバスルームのある下の階にベッドを準備してくれたのだ。
ゲストの困りごとに心を添えて、自分で出来る最高の提案をするホテリエに感謝!

・美味しいだけじゃない、お料理のサービススタッフがプロフェッショナル

フード&ビバレッジキャプテン 遠藤宏宣さん

北海道の食材を豊富に使ったレストランは、館内どこで食べても美味しいお話は前回したが今日はそこでのサービススタッフのお話。

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朝食時のレストラン風景、窓が大きくて屋外にいるような形式が広がる

前述したとおり、全面ガラス張りで室内にいることを忘れるような開放的なレストランでの食事は美味しかった。
ただ美味しいだけではない。料理をサーブするタイミング、ワインを注いでくれるタイミングが絶妙で、会話も洗練されていて食事がさらに楽しくなった。
この日はキャプテン遠藤さんがテーブルについてくれた。
この地域で食べておくべきもの、見ておくべきものを楽しい会話の中でアドバイスしていただいて、おすすめ一覧を書いたものをもらいこの後の旅の参考になった。
このレストランは基本はビュッフェのレストランなのだが、コース料理をオーダーしたのでお料理が出るまでに、少し時間がかかった。しかしそこはプロの技、「ただいま、2年熟成したジャガイモの中のウニを入れたコロッケを作っています、ただのジャガイモじゃないんですよ」次に出る料理の内容を説明してもらうと期待が大きくなり待つ時間は全く気にならなくなる。遠藤マジックで楽しく食事ができた。

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・心のこもった見送りでワクワク気分で旅を続けられる

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まるで魔法のようなサービスが出来る人は、顧客の何気ない仕草や表情にも関心を抱き、言葉にしない要望を読み取ろうとする人です。 この力を持つと、もう普通の仕事をするだけでは、満足出来なくなる!
「伝説を生み出したい・・・」
「熱烈なファンをつくり出したい・・」
そんな心意気で仕事をしているホテリエ達の心遣いを伝えたい。 決して離れることのない生涯顧客を獲得するホテリエ達をご紹介します。

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