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プリンスギャラリー紀尾井町 パート1

ザ・プリンスギャラリー東京紀尾井町 ラグジュアリーコレクション

ホテルとアートギャラリーが一つになっていて、アートな空間で過ごす時を満喫できるホテルだ。歴史のある建造物と緑の多い「紀尾井町」の中でも特に品格が漂っている。随所に何げなく置かれた小物の一つ一つにもアートを感じさせるデザイン、しかしデザイン性だけを重視して使い勝手が悪いのではなく、先進の機能性があり、「アートと機能が融合された」ホテルだ。
そして、数多くのプリンスホテルの中でも最高級のザ・プリンス・ラグジュアリーコレクションブランドだ。

「高層階から広がる眺望は、まるで美しい絵画のよう」と聞き、期待していたがあいにくこの日は曇天で青い空の景色は見られなかった。しかし国会議事堂が眼下に見下ろすロケーションは、地方在住の私には、日本の中心にいるって強く感じられた。

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・日本のホテルの「おもてなし」と聞いたら真っ先に思い浮かぶこの方

総支配人 芝田尚子さん

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芸術には長けていない私でも、一歩足を踏み入れた瞬間から何かワクワクするものがあり感性を刺激された。洗練された空間も素晴らしいのだが、何よりおもてなしのすばらしさに感動した。
この総支配人がいらしてこのおもてなしが出来るのだと感じた。

滞在前のチェックで総支配人が女性と知り、とても興味を持って行った。「どんな方なんだろう」男勝りのがっしりした方かと思いきや、女性ならではの細やかなおもてなしのできる方で想像していたのとのギャップに驚いた。

到着時には、超多忙を極める総支配人が玄関で迎えてくださった。それもお一人だったので、このマスクの時代お顔がはっきりと分からず・・・ 「ん?写真で見た芝田さんに似ているけど、まさか??」と思った。
その後も、レストランを予約している時間にエレベーターホールに行くと、エレベーターの前に人影が・・・・またも、”まさか総支配人がここにいらっしゃるはずはない”と思ったが、そのまさか・・・・・柴田総支配人だった。レストランまで案内していただき、恐縮してしまった。
ホテルは日々顧客と向き合うのが仕事だが、その中でも特に高度な接客を求められるコンシェルジュを極めた方の接客を堪能させて頂けた。

芝田尚子総支配人は入社以来、赤坂プリンスホテルでフロント、コンシェルジュなど接客の前線で活躍してきた方、2007年より宿泊部マネジャーとしてお客さまのおもてなしを担当し、2008年からはザ・プリンス パークタワー東京、2015年グランドプリンス ホテル高輪の宿泊マネジャー2016年にグランドプリンスホテル高輪の宿泊支配人という経歴の持ち主。

ホテル業界では同業種内での移動が多い中、プリンスホテル一筋のかたなのだ。世界各国の要人を迎えた経験を活かし、マネジメントや人材育成に取り組みながらも、コンシェルジュとしても接客の最前線に立っていらした。
2019年10月 からは、ザ・プリンスギャラリー 東京紀尾井町 総支配人を務めていらっしゃる。

芝田さんはフランスで発足されたコンシェルジュのネットワークである「レ・クレドール」の正会員で、コンシェルジュ時代には“ゴールデンキー”をつけていらしたとの事だ。

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翌日館内のアートを見て回ていたとき、ホテル内のアートギャラリーで期間限定で展示してあったこの作品、作者は大巻伸嗣さんで世界で活躍している方と伺った。後日この作者さんが岐阜県出身の作家さんで、夫の知人の息子さんと聞いて深いご縁に驚いた。

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