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石割山行ってきたよレポ

※今回写真少なめです

2/23、富士山の日ということで富士山を綺麗に見られる山に行きたい!ということで山梨県の平尾山・石割山に行ってきた。
富士山の日だから、というのは嘘で富士山の日については下山してから知ったのだが…

比較的難易度が低く富士山が綺麗に見える石割山に行きたいとは昨年から漠然と思ってはいたものの、なんやかんやで積雪の時期になってしまいこのタイミングとなった。
とはいえ、日によっては雪が残っているようなので念の為モンベルのチェーンスパイク(軽アイゼンともいう?よく分からない)を購入して挑んだ。

登山口がわからない

今回は石割神社駐車場の裏手からまず平尾山に向かい、石割山まで縦走し駐車場に戻るというルート。
ちなみに石割山から登りたい場合は石割神社の鳥居をくぐり400段の階段を登る。

これから登り始めるように見えるけどこれは下山後の写真。石割山から登りたい場合はここがスタート地点。平尾山からの登山口の写真は撮り忘れた…

ただ、平尾山に向かうルートの案内がほぼない!
いつもは振り返り用のつもりで利用していたYAMAPを入れていて本当に助かった。まず登山口から間違えた…。
駐車場から続く坂をまっすぐ登っていても登山道には入れないのでこれから行かれる方は注意。坂を登る途中の左手にピンクテープが見えたらその先が登山道となっている。また川を渡る必要あり(すごく深いわけではないが、特に橋とかもないという…)。
そこからは木の根を階段代わりに登っていくやや急めの登山道?らしき道に入っていくのだがその日は人がほとんどおらず先ほどはあったピンクテープもしばらくなく、一応YAMAP上はルートから外れていないことを頼りに進まざるを得なかった。登りだからいいけどここを下るのは結構しんどいと思う…

誰ともすれ違わない登山道、不安すぎる

10分ほど登っていくと階段らしきものも登場し少し安心感があった。道中は日当たりの悪い箇所は雪が残っていたためチェーンスパイクを装着。これが最後まで役に立つとは思わなかった。

笹多め

そこからは30分ほど急登が続くのだが、体力的にはここが一番しんどかった。開けていない笹の中をひたすら登るので眺望もない。ゆっくり休憩できるスペースもほとんどない(ベンチは今回の道中には石割神社以外にはほぼなし)為、時々足を止めては🍫や水分補給する程度に留めざるを得なかった。
最近山にも行けていなかったので体力が落ちたのかも…なんでこんな所に来ちゃったんだろう…(ヤマノススメ巻末ポエム)と思っていると急に開けた場所に出る。

山頂到着(平尾山)

ここでテンションも爆上がり

そこからはほぼ平らな道を10分ほど行くと平尾山の山頂に到着。

ただただ良かった

富士山は傘を被っていたもののよく見えて感動…!
先に到着していた老夫婦とも感動を分かちあった。こういう交流も山の良いところ。まさかそれが仇になるとはこの時は夢にも思わなかった…

尾根歩きで騙?される

そこからは平尾山から25分ほどは尾根歩き。道中は雪が残った箇所も多く(しかもまあまあ急な下り)ここでもチェーンスパイクが大活躍。氷の上でグリップが効いたあの感覚が癖になっていった。
そこから石割山までの15分は急登。ぬかるみはややあったもののロープも張られており、しんどいけどあと少し、というとこまで来たのだが…。
石割山から降りてくる老夫婦とすれ違い、ご主人の方からそっちはぬかるんでいて危ないから、自分達が今降りているこちらの道の方が楽だと勧められた。その道は背の低いなんか…トゲのある木(ナガノ風)が茂っていたが日当たりがよくぬかるみはマシそう、ピンクテープもあるし…ととりあえず移動してみた。
ただ先ほどのなんか…木が思っていたよりも多くとにかく邪魔!なんか…木の背が低いのもあり絶妙に当たりやすい位置にトゲトゲの枝が常にあるような状態(トゲトゲタルめいろみたいな感じ(?))で
軍手越しに少し手を怪我してしまった…。

向かって左の道を勧められた

石割山到着

慌ててぬかるみ+ロープの方の道に戻り、あのジジイへの"怒り"を原動力に石割山山頂に到着。
個人的には眺望は平尾山からの方が富士山がより大きく見えて良かったように思う。

時間帯のせいもあるかも

ベンチ等はなく、路面もぬかるんでいたので座って休むこともできず休憩もそこそこに下山開始。
結構降りてきたし…とアイゼンを外した途端に雪がガッツリ残ってたりするので油断できない。

パワースポット

「石割山」の由来となった岩

下山途中に石割神社には漢字の「石」の字のような形に割れた岩がある。これが「石割山」の名前の由来にもなっているとのこと。岩の割れ目を通るようにしてその周りを3周することでご利益があるそうなので、3周してから休憩した。

先に来ていた人にザックごと通るのは無理ですよーと言われたので置いてきた
パッと見狭いけどよほどのことがなければ通れます

ここでようやくまともなベンチとテーブルが設置されていたので本当は山頂で食べようと思っていたカップスープをかき込む。

なんでこう山で食べると美味しいのか

先述の通り今回のルートの場合、最後に400段の階段を下る。雪道よりはマシだがこのタイミングの階段はなかなか膝に来る…
ポールがなくても手すりがあるのでちょっと軽減できるかもしれない。ちなみに階段の途中休憩スペースもあるので辛ければ活用したい(しなかったけど)。

まあまあ高さあります

石割神社の鳥居をくぐり登山終了。コースタイムは概ねYAMAPの情報や現地の看板の表記の通り、平尾山~石割山山頂までで90分、石割山~石割神社入口までで1時間ぐらいだった。

下山後

山中湖に寄り道したら間近で白鳥を見ることができた。ただめちゃくちゃ寒かった…登山中寒くないから忘れてた。

昼食は以前河口湖に来た際に寄った某吉田うどん店がとても不味かったので今回はほうとうにした。
和十郎」ではトマトほうとうを売りにしているようだがオーソドックスなほうとうをチョイス。

野菜多めなのが嬉しい。別途頼んだもつ煮(左上)も美味しかった

野菜がゴロゴロ入っていて健康的。冷えた身体にも染み渡る…🤤冷えの原因は主に白鳥見てた時のせいだけど😂
胡麻南蛮という胡麻入り七味唐辛子みたいな薬味で味変できるのもよかった。提供も早いし山中湖もよく見えて最高だった…!

その後、本栖湖やら胎内樹型(富士山の日だったので通常200円が無料だった)やらスバルラインやらも行ってきたけど割愛。いずれも楽しかった!

教訓

  • ルート確認は念入りにする

  • 低山でも春先の登山ではチェーンスパイクは必携

  • 山にいる人の言う事を鵜呑みにしすぎてはいけない

学びの多い登山となりました😂

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