週記 8

カルシウムを取るために、牛乳を積極的に飲むようにし始めた。

四六時中、何かしらにイラついている。
ここ3か月間は、怒りの感情を表に出さないように気をつけるようになったが、だからと言って怒りの感情自体が減るものではない。
実際の効果はわからずとも、ほとんどおまじない要因で、昼食と共に摂取するようにしている。

先日、1973年公開の『エクソシスト』を観た。
女児に取りついた悪魔が、聖水の容器に入った水道水をかけられただけでのたうちまわっていた。
悪魔にすら気の病に襲われることがあるのだから、人間も苛立ちの理由として、カルシウム不足に責任を負わせたとて、情けないことはなだろう。

しばらくは、牛乳を気分安定薬だと思いこみながら飲むことにしてみる。


先週に引き続き、絵を描いている。
会社の社内報の表紙のデザインを募集していたので、それに挑戦してみることにしたのだ。

モチーフには、ヴェロキラプトルという、鳥の先祖に当たる獣脚類の小型肉食恐竜を採用した。
上野動物園で、実物のワニをスケッチした経験から、爬虫類系の生物の絵には少し自信があるのだ。
今年は熱川バナナワニ園を訪れ、ワニというワニを描きつくすという野望がある。
イラスト自体は大方制作し終えたので、あとは背景と組み合わせてデザインとして落とし込むだけだ。続きは、今週中に対応しようと思う。

モチーフの選定中、恐竜について調べる中で、今年の夏はパシフィコ横浜へ、世界最大級の竜脚類・パタゴティタン・マヨルムの来日が決定していることを知った。
去年、国立科学博物館の恐竜博で、「タイソン」という名のティラノサウルスの化石にいたく感動してから、元々好きだった古生代~中生代の世界に、より深く興味を持つようになった。
パタゴティタンとの対面が今から待ち遠しい。


すき屋のフリスビー丼が、販売停止になったらしい。
自分の人生と切っても切り離せないと思い込んでいたフリスビー丼と、まさか別れが来るなんて、思いもしなかった。

2年前、友人と半年間同居をしていた家から一番近い飲食店がすき屋で、深夜によく一緒に行った。二人とも、いつも決まってフリスビー丼を注文した。
昼食に食べた後は、普段より少しだけ仕事を頑張ることができた。
現在の家のそばには店舗が無くて、前ほど気軽にはいけなくなってしまったが、4連勤のあとにはご褒美として食べた。

フリスビー丼は、幾度となく人生を励ましてくれた。
3月から、職場が代わる。
節目の日には、フリスビー丼を食べたかったな。

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