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『FRENZ2022』のはなし

こんばんは。深瀬佑と申します。

FRENZ2022ありがとうございました。
lasahさん(@lasah_ichijo)×Lemmさん(@lemm_sounds)による楽曲「Dead-End Apartment」をお借りして、eau.さんと一緒に映像を制作し出展いたしました。

2日目夜の部にて、最高の楽曲でトリを飾らせていただけて本当に光栄です。現地で観ていただいた皆様ありがとうございました。


今回のFRENZに対する思いを書いていきます。(かなりパワー型です)

壇上でも少しお話しましたが、私は初めて行ったFRENZがあまりに楽しくて、次は絶対に自分も出たいと思って映像作家になりました。

そしてFRENZ2019に初めて作った映像で出展しました。その時ももちろんすごく楽しかったし、全力を尽くせて良かったなあと思ったのですが、理想に技術が追いつかず全然思い通りの作品になりませんでした。

他の出展者の皆様の映像と比べて見劣りしたのが死ぬほど悔しくて、帰ってからめちゃくちゃ泣きました。あの時の私の作品を気に入ってくださった方々ごめんなさい。感想をくださった方は全員覚えています。


なので(開催されるはずだった)FRENZ2020は個人的にリベンジマッチでした。

以降大変物騒な表現が続きますが、
絶対に映像で一泡吹かせる、去年私を舐め腐っていた人間(?)を全員後悔させる、必ず脳に名前を刻みつけて帰らせる、と本気で思っていました。


FRENZに出展される映像作品は方向性が千差万別で、異種格闘技戦のようなものだと思っています。

なので作品を比べるのは甚だおかしなことですが、それでも、来てくださった皆さんそれぞれの中で「今年のFRENZで1番心に残った作品」が必ず決まると思っています。


私は1番がいいです。全員の1番になれるわけないけど誰かの1番になりたいです。そういう意味で「FRENZのトリで上映されること」にこだわっていました。トリで上映されることはすなわち、主催の前田地生さんにぶっ刺さったことの代名詞だからです。


なので2020年は絶対に殺してやるという強い意志で映像を作りました。結局FRENZは開催できなかったけれど、完全新作を引っ提げてRENDA(FRENZができなかった年に開催された映像オンラインイベント)に出ました。

2021年も、次こそ絶対に殺してやるという強い意志で映像を作って、FRENZが開催できずRENDAに出ました。

自分は、FRENZの開催を本気で信じて映像を作ってきた人間がいると少しでも主張したかったので、新作でRENDAに出ました。結果的に2020年に作った映像が私の人生を変えました。



ここまで長々と書きましたが、FRENZ2022は3年越しの私のリベンジマッチでした。
2日目夜の部の第3部(我々の映像を含め残り4作品)が始まる時に「ここからは殺し合いだよ」と前田地生さんが仰ったとき、あまりの嬉しさに泣くかと思いました。2日目夜の部に出させていただけて良かったです。


映像を三年作ってみて、構成やディレクションが得意なのではと気付き始めました。

コンテを切るのも速いらしく、今回の映像も二日くらいでどのシーンで何をやってどういう情報を視聴者に落とすか大体決めました。(もちろん作っていく内に当初の予定と変わった部分もありますが)

観てくださった方の反応を見るに、伝えたいことを的確に伝えられたようで大変嬉しいです。楽曲制作者の方にも、設定資料を共有していないと思えないほど解像度の高い映像だと言っていただけて、本当にディレクション冥利に尽きます。このスキルを活かせる映像をもっと作れたらいいなあと思っているので、ストーリーものや展開が多い映像を作る際に是非お声かけください…!



さて、トリで上映されて深瀬佑は満足したのかというと、全くそんなことはなく、寧ろもっと強いヤツと戦いたくて闘争心を燃やしています。

来年も絶対良いもの作ってFRENZ出ます。よろしくお願いします。今年はありがとうございました。



制作の裏話はweb公開後(時期未定)に書きますので、また後日。
深瀬佑でした。また。



FRENZ2019のときの記録。


RENDA(2020)のときの。


再RENDA(2021)のときの。


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