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中学1年生くらいの時分、人生には何か意味があるものだと思っていた。自分が、"生きること"そのものに違和感を抱くのは、その"意味"なるものに、まだ手を触れていないからだと思っていた。人生の意味、ないし意義、あるいは正しい生き方は、とっくの昔に、偉大な哲学者や思想家が、体系化と明文化を終えていて、13才の自分たちは、まだ教えられていないだけだと思っていた。 今は知っている。本質的に、人生に意味はない。生きることには何の意味もない。それをやっと理解したのは大学生になって間も