僕が少年だった頃は
あぁ僕が生きた証などどこにもない
あぁ僕が生きた証などどこにもない
鴉の声が耳に残るあの町を
もう二度と振り返ることはないなんて
寂しいじゃないか
あぁ僕が生きた証などどこにもない
あぁ貴方が生まれる確証などなかったよ
蛙の歌が夜を覆うあの日々を
生きていた
確かに生きていた
過ちも恥も全て最初があの町だ
人の温かさも冷たさも全てを知った僕らは
歌いに来たんだ
僕が少年だった頃はあの橋は赤かった
僕が少年だった頃はあの家は黒かった
僕が少年だった頃はあの壁はもっと高かった
僕が少年だった頃はあの場所はもっと手に届かないはずだった
僕が少年だった頃は
あぁ僕が生きた証なら刻んだよ貴方の中に
あぁ僕が死んだ後は思い出して僕の歌を
僕が少年だった頃は
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