著作まとめ

刊行された著作のご案内です。

著者の猫近影

●『オーブランの少女』(東京創元社)単行本、文庫版あり

デビュー作です。2013年刊行。表題作は2010年に行われた第七回ミステリーズ!新人賞佳作入選となったもので、他四篇をあわせた独立短篇集です。すべて少女がモチーフとなっています。
http://www.tsogen.co.jp/np/isbn/9784488017781
http://www.tsogen.co.jp/np/isbn/9784488453114

●『戦場のコックたち』(東京創元社)

初長編作品です。2015年刊行。第二次世界大戦中のアメリカ陸軍101空挺師団の中隊コックたちを主人公にした、「日常の謎」ものです。各種ミステリランキングに入ったり、第154回直木三十五賞の候補になるなど、色々と恵まれた作品となりました。
http://www.tsogen.co.jp/np/isbn/9784488027506

●『分かれ道ノストラダムス』(双葉社)

三冊目の著作です。2016年刊行。たぶんこれまでの中で一番異色作になってるんですけど、普通の高校生と恋と1999年のノストラダムスの大予言が絡むという、なんだかよくわからない物語になりました。でも意外と「実はこの本が好きなんです」と言って下さる方もいて、嬉しいです。個人的な経験を書いてもいるので、最も私小説っぽいかもしれません。
https://www.futabasha.co.jp/booksdb/book/bookview/978-4-575-23986-7.html?c=30198&o=&

●『ベルリンは晴れているか』(筑摩書房)

あっ、なんか書影がでかくなってしまった。ファイルのサイズ?のせい?です。パソコン音痴なのですすみません。
えーと、2018年刊行の最新刊です。第二次世界大戦が終結した直後のベルリンが舞台。恩人の死をきっかけに、ベルリンからバーベルスベルクまで旅立つことになる少女アウグステと、陽気な泥棒カフカのロード・ノヴェルをベースに、1928年から1945年までの出来事を描いた幕間が挿入されます。よろしくどうぞ。
現在、『このミステリーがすごい!2019年版』第2位、週刊文春ミステリーベスト第3位、第160回直木三十五賞候補、第21回大藪春彦賞候補などになっております。ありがたいことです。
筑摩書房のこちらのサイトが派手派手なんですけども(ありがとうございます)、
http://www.chikumashobo.co.jp/special/berlin/

こちら↓で資料を書き留めたノートなども見られます。ちなみに矢印マーク→をちゃんと押さないとウィンドウが閉じてしまうのでご注意…!
http://www.chikumashobo.co.jp/special/berlin/#noteList-1

真面目に仕事をしました。

「えらいっ」

その他、書評や解説、エッセイ、コラムのお仕事などもしております。

そちらはこちらにまとめます




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