「門前」「面前」問題

ツイッターでこんなアンケートをしました↓


メンゼンを漢字で書く時の「門前」と「面前」。
正式なのは「門前」だ。1副露もしていない状態のことを「門前清」っていうから、それを省略して「門前」というわけ。

僕は昔からあえて正式な「門前」ではなく、「面前」と書いてきた。
理由は、「門前」の文字的な読みにくさだ。
出現頻度が高い言葉だから、麻雀を少しでも理解している人なら「メンゼン」と読むことは出来ると思う。でもなんというか読みにくい。頭にスッと入ってこないというか。

その点「面前」は誰でも読める。麻雀やってない人でも読める。完全にストレスフリー。

そう思って「面前」と書き続けていたんだが、最近複数人からツイッターで「門前」と書いていないのが気になると言われた。
正式な漢字を重視するならまあ確かに「門前」なんだが、それはちょっと麻雀オタクの発想すぎねーか、と思ったのが正直な感想だった。

まあそういっても、複数人から言われたわけだし、僕自身がズレているのかもしれん。アンケートでも取ってみるかと思って行ったのが、冒頭のやつ。


こうなった。187票も集まったから、それなりに信用してよさそう。
結果を見ると、「門前」が多い。
どうやら僕がズレていたようだ。「門前」が麻雀オタクという発想が麻雀オタクだったのかもしれん。

ところで、ツイッターでこの話を出したところ「カタカナが一番無難」という意見を見た。
まあそうかもしれん。でもカタカナってダサくないか? スマートさが足りないというか、シュッとしてない

でも最近は戦術本でも麻雀用語はカタカナらしい。ピンフとか。
そういえば割と最近発売されたりつみさんの戦術本のタイトルを見たらこうなっている↓

画像1

超メンゼン主義麻雀

こういう本のタイトルって、著者が決めるんじゃなくて、編集者とかの意見が多分に含まれると聞く。つまりカタカナが一番万人に受け入れられる、現在のスタンダードなんだろう。
でもやはりちょっとシュッとしてない気がする。このように感じる美的感覚は無視したくない。カタカナは却下。

というわけで、アンケート結果を重視して「門前」にします。長い物には巻かれろ。


プロフィールにある「超面前派」も「超門前派」に直す必要があるな。

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