東京入国管理局のツイートと日本死ね

東京入国管理局のツイートと日本死ね

ふかい たかあき
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東京入国管理局のツイッターに賛否が集まっています。
東京入国管理局はTwitterで、壁や橋に書かれた落書きの写真を載せてツイート。落書きには、「難民を解放しろ」といったメッセージが書かれていました。入管はこの落書きについて、「表現の自由は重要ですが、公共物です。少しひどくはないですか。。。」と言っています。

この件に関して、「酷いのは入管のほうだ」といった批判や「公共物への落書きは駄目だろ」といった擁護の意見が寄せられています。

これについて私は、どっちの意見が正しいとかっていうのを特に言うつもりはありません。ただ、これを見ていて思い出したことがあります。これって、何年か前にあった「保育園落ちた、日本死ね」と同じだということです。当時も、「こんな汚い言葉で罵るように意見は聞かなくていい」と言った意見、「ここまで言わせている日本政府が悪いんだ」と言った意見が対立していました。

事(強い表現)を大きくしたことにより注目を集めることに成功したものの、事を大きくしてしまったために聞く耳を持たない人も生んでしまっている。目的のためなら手段を選ばなくていいのか。丁寧な主張をしていても聞く耳を持たなかったではないか。そんな意見の構造も類似しているなと思いました。

今回は以上です。



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