【無職奮闘編おまけ】無職時代にあった事まとめ
○前書き
起業を機にいままでの自分の人生を振り返ってみようと思って、経験してきた伝記的なものを作ろうと思いました。起業に至るまでの五年間奮闘した完全な自己満足のノンフィクションドキュメンタリーです。無職からの這い上がりの過程を誰かの希望になれば。
2015年から2017年の間の無職期間にあった事、思った事を書いていきます。本編で書かなかったおまけです。
フィギュア造形師志望から同人作家への派生。そしてクリエイター職から離れていく。
無職期間中、フィギュア造形師を目指そうと思い、いろいろフィギュアを作っていました。無職初期にハマり始めた艦隊コレクション(略して艦これ)が好きだったので、艦これのキャラやボカロのキャラを作っていました。
しかし、僕は特別フィギュアが好きというわけではありませんでした。僕はある日、さらっとフィギュア業界の企業に応募メール(アルバイト)を送ります。しかし、返事が返ってこなかったのもあり自然と造形師自体を志すのをやめました。
業界では結構有名な会社だったのですが、アルバイトの応募にも掛からないのであれば、難しいかなと思った事と、あと社会に出るのが怖かった事、実はそこまでその仕事が好きではないんじゃないかと思った事が理由です。
そして、フィギュアの造形師を側から見ていて景気が良さそうに見えず、あまり稼げる職業ではないんだろうなと思い、前々から気になっていた同人作品制作に自然と派生していきました。
同人作品は3DCGのモデルのキャラをデジタル造形で作っていたので、そのキャラクターの素体をもとに作りました。0から作るよりかは多少は楽に作る事ができたので、その点造形をやっていてよかったと思いました。(3DCGの制作は全体的にすごく大変でしたが...)
同人制作開始とともに僕のフィギュア造形師を志す心は自然と消えていきました。今は直接クリエイター的な事をやっていないのですが、僕は夏姉を作り上げた後、時間を掛けすぎてしまうなどといった理由でクリエイターに向いていない事を悟ります。しかし、クリエイターを脱したことは後悔していません。
僕の無職時代の英雄「syamu_game」
全く興味がない方はすみません。この項目は読まなくても大丈夫です。
僕は無職時代に今となっては伝説的な存在になったyoutuber「syamu_game」(通称syamuさん)の動画を異常なほど見ていました。
syamuさんについて簡単に説明すると、突っ込みどころが満載で奇抜な動きをしたり、ゲーム実況、実写系などをしていたエンタメ系youtuberです。
僕が無職時代に入る少し前、syamuさんは2014年某日に引退していましたが、syamuさんを一気に有名にした動画、「オフ会を開催するも参加者0人」の動画で2015年に爆発的にヒットします。
ニコニコ動画のランキングをチェックしてた僕は、オフ会0人の動画を編集したsyamuさんの動画MADがランキングにたくさん上がり始め、それらの動画をみ始めたのがはじまりでした。
小学生でも突っ込みたくなりそうなsyamuさんの動画は、とても面白く、当時落ち込んでいた僕は自然とsyamuさんの動画を見続けることになります。
下衆な話ですが、無意識のうちに人は自分より能力が劣るかどうかを瞬時に判断し、能力が劣る相手に対して優越感を感じると思います。僕はsyamuさんを下に見ていたのかもしれません、動画を見ることにより精神を保っていました。
同人制作の時も、フィギュア制作の時も、孤独な作業のお供として一日中syamuさんの動画を繰り返し見ていたので、名言集も全部わかります。1日7時間見ていたこともありました。
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しかし、今は全く見なくなりました。
理由は飽きたというより、僕はエンタメ要素より情報収集のために動画を見るようになったためです。ですが、いまでもsyamuさんに感謝しています、無職時代に励みになっていたので。
どうでもいい事ですが、感謝を込めてsyamuさんの聖地巡礼を2018年にしてきました、その時の動画を貼ります。syamuさんが住んでいた大阪府貝塚市、syamuさんが家族旅行で訪れた和歌山県にある樫野埼灯台、ホテル浦島を巡った動画です。(part1だけ貼ります)
短く淡い恋
2017年の梅雨の季節か夏の季節か、その頃に一人の女性と出会いました。その女性とはネット上で知り合い、その後二人で会い仲良くなっていきます。
僕はずっと家にいて遊ぶ友達や恋人が欲しいと、もんもんとしていました。けれど、遊ぶお金はない...。なのでその頃はスカイプチャンネルで男女年齢様々な人と話したり、ランダムで人が入れ替わるチャットを楽しめるサイトにハマってました。
しかし、一時的に承認欲求が満たされたけど、やはりすぐに寂しくなります。僕は友達募集サイトで勇気を出して、募集をしている女性の友人候補として申し出ることにしました。
その方と二週間ほどネット上で会話をした後、実際に会って飲むことになりました。恋愛経験が乏しい僕は事前に友人に頼んで、行く予定のお店の場所を確認し、ちゃんとエスコートができるように努めました。
結果的に女性と会った際、ちゃんとお店まで案内でき、飲み会は楽しく終わり、その後二次会のカラオケまで楽しむ事ができました。すごく楽しかったのを覚えています。デートって楽しいなと思いました。
その女性とはその後一緒に飲んだり、出かけたり、話したり...。
少しずつ仲良くなっていきました。
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しかし、その女性とは半年間ほどのお付き合いになりました。
色々なすれ違い、僕の恋愛経験の無さなど色々な要素が重なり、別々の道を進みます。
僕は当時27歳。個人事業主になり立てでこれから事業を大きくしていくんだと意気込んでいました。もちろん当時はまだ稼ぎ始めたといっても、経済的な自立とはほぼ遠い金額でした。
そんな中、彼女は年齢的なものもあり、おそらく将来のパートナーを探していたんだと思います。しかし、僕はその雰囲気に気がついたのは、彼女とお別れする直前ぐらいでした。
だけれど、僕は所帯を持つには経済的にキツすぎるし、その度胸もなく...。結果的に円満なお別れだったと思います。お互い笑顔でお別れしたと思います。
彼女のおかげで僕は色々学ばせていただきました。ただ僕は彼女を思いっきり抱きしめられなかった事が心残りです。
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