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私が創作を辞めなかった"たった一つの大きな理由"

#創作にドラマあり


こんにちは。"フカヒレスープ"と申します。
ネット主体でオリジナル漫画を中心とした創作活動をしています。

大きな環境の変化が、"好きなこと"にまで影響した事はありますか?
新しい環境に慣れるまでは、中々心身共に落ち着かないものです。私もつい最近、それを経験しました…。

初投稿の為至らぬ点が多々あるかと思いますが、最後まで読んで頂けると嬉しいです!

・絵を描くのが大好きな子供

私は物心がついた頃から、とにかく絵を描くのが好きでした。"磁気で描けるおもちゃ"で色んな絵を描いていたのを今でも覚えています。

小学生の頃は、好きな漫画のキャラを描きながら、オリジナルの漫画も描くようになりました。
将来の夢は「漫画家」。小学校の卒業式で「僕は将来漫画家になります!」なんて言った気がします。

そして中学、高校ではオリジナル漫画の制作がメインになっていきました。ネットでの活動を始めたのもこの頃です。

漫画を読んで下さる人が増え、固定のファンまで付きました。ファンアートを貰ったり、毎話更新する度に感想を貰ったり…それは間違いなく"お金では買えない"喜びです。

↓中学3年の頃に描いた絵です。人物画の難しさを痛感した記憶があります。

・心が折れかけた19の夏

高校を卒業し、民間企業に就職しました。
毎日が慣れない業務、学生から社会人への環境の変化。期待をかけられている事によるプレッシャー。元から弱いメンタルが磨り減る毎日。社会人はこんなにも大変なのかとひたすらに痛感しました。

徐々に創作へ打ち込む心の余裕すら無くなり、いつしかこう思うようになりました。

「もう創作なんてしたくない」
「辛い」


創作が好きだったのに、生き甲斐だったのに…突然"筆を折るかどうか"の所まで落ちたのです。

・それでも、本当は創作を続けたい

一人では抱えきれず、創作仲間に相談しました。
私の思っている事、現状を全て受け止めてくれました。物凄く嬉しかったですね。

本音は、やっぱり創作を続けたかったんです。辞めたくなかったんです。

応援してくれる人がいる。作品を好きだと言ってくれる人がいる。筆を折るという事は、その人たちを裏切ることになる。

それだけは創作者として絶対にやってはいけない事だと強く自分に言い聞かせ、筆を折ることは免れました。

・創作を辞めなかった"理由"

ある程度経つと、仕事にも少しずつではあるものの、慣れが出てきました。すると心の余裕も戻りはじめ、創作に打ち込む時間も増えていきました。

「面白かった」「次回作楽しみにしてます」「このキャラ可愛い」…など、Twitter等で沢山の貴重な感想を頂きます。それは創作をする"原動力"になります。

自分の作品が誰かの元気に繋がってほしい━━

漫画を描き始めた小学生の頃から変わらぬ方針です。
初めて読んだ「ドラゴンボール」に夢を見たように、自分も創作で誰かに夢を与えたい。
夢を与える漫画家になりたい。
たった一人でも誰かに夢を与えることが出来たのなら、これ程嬉しいことは無いです。

私が創作を続ける理由。
それは、読者さんの支えがあるからです。

以下、少し余談です。

2021年。私は20歳になります。と同時に、オリジナル漫画「SHARKMAN」の主人公、"サメ人間のジョーズ"も10周年を迎えます。
10年前は小学4年生。そんな時期からずっと同じキャラクターを描き続けている…色々な思い出が浮かびます。

節目の年を迎えることもあり、より一層創作に力を入れていこうと思う今日この頃です。

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