見出し画像

タロットカードで毎日の調子を占う。

 毎月第三土曜日に池袋のコミュニティカレッジで行われている「米光一成の表現道場」。第5回はタロット回だった。
 ざっと1時間でタロットの説明を行うという大技が披露された。来月はタロットカードを使ってなにかをするため、この一ヶ月、毎朝タロット占いをせよという。
 大アルカナのカードには0から21までの番号が振られており、それぞれのカードに寓意画が描かれている。
 よくシャッフルして、三つの山を作り、一番上のカードを3枚めくっていく。それぞれが過去、現在、未来をあらわす。
 カードの意味はなるべくポジティブに解釈する。たとえば、0番は「愚者」であるが、一歩踏み込み、「自由」とか「冒険」という意味に解釈することが可能だ。
 今朝のカードは「太陽」「魔術師」「塔」の3枚。太陽は「生命」とか「無垢」、魔術師は「意識」「技術」「始まり」、塔は「衝撃」「脱皮」を意味する。勢いのまま原稿を書いてきたが、技術に走って行き詰まり、本日は休止というふうに解釈した。結果は当たらずといえども遠からずという感じ。

新作旧作まとめて、毎日1編ずつ「朗読用ショートショート」マガジンに追加しています。朗読に使いたい方、どうぞよろしくお願いします。