見出し画像

タモリ誕生の真実。

 「爆裂半世紀」のゲストで、タモリが登場した。
 山下洋輔、タモリ、中村誠一、後ろに森山威男というメンバーで、「いろいろ間違ったことがある。公の場ではっきりさせよう」と当時の事情を再現。
・博多のジャズライブをタモリが見に来た。
・終演後、渡辺貞夫のマネージャーと懇意だっだタモリはホテルで飲んでいた。
・遅くなったので帰ろうとしていたところ、扉が薄く開いて、中から「イヨー」と声のする部屋があった。
・「俺と相性のよさそうな部屋だ」と扉をあけて中に入るタモリ。
・ごみ箱のカバーを頭にかぶり虚無僧を演じていた中村誠一。一瞬、目が合い、動きが止まる。奥にいた山下洋輔と森山威男は気づかず。
・「俺の出番だ」と思い、唄いながら入り、カバーを取って踊り出すタモリ。その後、デタラメ外国語合戦となり、4時間ほど盛り上がる。
・翌日の熊本大学のライブにはタモリがクルマを出して送り、また打ち上げ。
・その後、山下洋輔らのたまり場に呼ばれ、赤塚不二夫が「こんな面白いやつは東京から返さない」といって、デビューに至る。

新作旧作まとめて、毎日1編ずつ「朗読用ショートショート」マガジンに追加しています。朗読に使いたい方、どうぞよろしくお願いします。