草彅剛主演、映画『ミッドナイトスワン』製作決定。

　「全裸監督」の監督、内田英治による新作映画「ミッドナイトスワン」の撮影が始まった。トランスジェンダーの役を演じるのは草彅剛。1月には舞台「アルトゥロ・ウイの興隆」も控え、大活躍である。体、大丈夫かな。
　トランスジェンダーとは体の性と心の性が一致しない人のこと。公開された写真がけっこう衝撃的で、「女性役似合うじゃん」と思ってしまった。草彅剛が演じるからには、体が男性で、心は女性ということになる。
　内田監督は「5年ぐらい前に少女とトランスジェンダーの疑似親子の物語をつくりたいと思いオリジナル脚本として書きましたが、題材の難しさもあり、この5年間なかなか表に出せなかった」と語っている。それだけ難しい役ということだろう。
　お話は「凪沙は故郷を離れ新宿を舞台に生きている。親戚から預かった一人の少女と暮らすことになってしまった。孤独の中で生きてきた凪沙の心に今までにない感情が芽生える。自らの性の葛藤、実感したことのなかった母性の自覚を描く奇跡の物語」だそうで、今から公開が楽しみである。