優先する事

って人によるよね。人によって大事な事や、守らなきゃいけない優先事項が違うから。人の物差しはバラバラだから、その人にとって大事でも側から見たら全く的を得ていない事たくさんある。

俺にとってそれは家事と子育て。と言うか家事と子供。どっちが優先って事もないが、家事ってやっぱり作業だから早く終わらせたくてそっちを優先してしまう。

そして、それがうまく回らない事はとてつもないストレスになるので子供達や、その他たくさんの要因によってその作業が遅れる事が自分の寿命を縮めるほどのストレスになっている。

女性もそう言う人はいるのかも知れないけど、多くの女性は家事の途中でも子供に声を掛けられれば手を止め、その要望や質問に対してそれなりの答えを出し作業を遅らせてもそちらに耳を傾ける事が出来る。

それが自分には出来ない。そしてそれが母にはなれない父なのだと自分を戒める原因にもなっている…。
母になる必要はないのだろう…。

でも母になりたいと言う願望を捨てきれない。
「ママ」と言う単語を見ると、いつも思う。

「あぁ、俺は含まれないのか。同じことやってるのにな…。」と。

この世の中で女性が活躍するようになって、男女共同参画社会になって一番思うのは男女の壁が無くなった訳ではなく、女性が男性と同じ立場に上がったことによって男性が前の女性の立場になりつつあると言うことだ。

これは一概ではないが、場所や人を絞れば逆転している事もかなり増えて来たなと思う。

例えば家庭などで育児放棄をして、子供を捨てて他の男と出て行く女性を少なからず見るようになった。

そうしてシングルになる父もかなりの数いるだろう。

自分の場合は違うが、そうやって捨てられた子供はいくら父の愛を受けていてもきっと心に傷を負ってしまうだろう。

そうした姿は依然は男性が見せていた姿ではないだろうか。

父と母の境が曖昧になって来た以上これからますます父と母と言う壁を無くしていく必要があるだろう。

そして、その社会を目指していけたら私は満足出来る気がする。

仕事と家庭を全て同じ立場にすることこそが男女の壁をなくす鍵になるのではないかと思う。


なんて事を考えながら今日も家事に戻ります。

さて、晩ご飯の片付けだ。