2院目は専門医

ちょっと外れたことを書きますが、

このツイート、すごく共感できる。とくに最近思うんですけど、自分は土地は広げてたなぁと思うんだけど、建物は建ててなかった。でも、最近になってようやくいろいろ勉強するようになったり、前進するようになったり。この20年、編集のことしか考えていなかった自分はそうとうアホだったなと。広げた土地を有効活用しないと、小さい自分になるなと。

なので、障害者でも先々は福祉活動ができたらいいなとか思うんですよね。民間企業で働いてきた自分が社会的な橋渡しの役割を担える立場になれたらなと。夢です。公務員の勉強して落ちてます。難しい。社会の門戸は開かれては来てますけど、狭い。それに、若手に有望な人が多いかも。経験を積んでいる人が働く能力に優れているかというと、パワーは若手にかなわないなと思うところもあり。一応、編集長とかやってたんですけどね。スタッフ育成とか、予算管理とか、事務処理とか、何でもかんでもやりましたよ。


まぁいいか。

2院目は都内の小さなクリニック。専門医だった。けれど、医師は脳神経外科出身の、もう手術から足を洗った名のある方。だから、よくも悪くも患者の凹みに埋め込みを行っていく感じの治療だった。

私の場合、そこでは脳波検査も行わなかったし、精神的な相談事を受けて薬のバランスが図られることもなかった。

「発作が多くなったんですけど」というと、抗てんかん薬が増え、

「てんかん薬が増えたので、眠気がきつくて」というと、眠気覚ましの薬を与えられ、

「気持ちが不安定なんですけど」というと、別の精神薬が処方された。

気づくとものすごい量の薬。

一番やばかったのは、モディオダールという医学生が徹夜で勉強するために使うという眠気覚ましの薬。これ、麻薬と同じ。眠れなくなる。眠くなるから眠れなくする、という単純な答えを薬で出そうとするのは危険だよ。

とはいえ、こちらが信じるべきは医者だけだから。言われるがまま。出されたら「はい、じゃあ試してみます」と飲む。合わなければ「先生、ちょっと違う気がするんですが」と言うと、「じゃあ、こっち飲んでみて」と。まるで実験台だな。

結局、「認知の歪み」という現象が起こった。これは大変なことになった。スマホと自分のうちのパソコン3台と会社のパソコンがハッキングされたと思い込んだ。会社のパソコン(Mac)はコードまで確認したりして、裏で何か起こっていないか確認しないと気がすまなくなって。パスワードは全部書き換えた。おかげで、うちのパソコン2台はパスワードがわからなくなって、立ち上がらなくなってしまった。未だにロック状態。しまいに、会社の隣に座ってた上司が犯人じゃないかと疑って、警察に電話しようとした。

それをいちいち妻に相談してたから、彼女はたまったものじゃなかっただろう。おまけに娘が1歳。お腹にもう一人。その状況で、もうまずいということで、私は小平の精神医療センターに1ヶ月入院して薬を抜くことになった。

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