36. 彼女の思い出

ハッピーバースデー。今日は中学の時にはじめて付き合った子の誕生日なんだよな、それ以外の人なんて特に覚えちゃいないので、とても綺麗な思い出なのかと思いきや、単に当時つくった銀行のカードの暗証番号がそれなだけであって何のこっちゃない、けどそんなことするぐらいには清かったのかもしれないね。付き合うって付き合ったのってこの時だけかもしんない。

そもそも付き合うってなんぞやといまをもってしても思う、何の承諾を得るためのものであるのかって。子どもと大人でも違う意味合いにもなるであろうけど、まぁでも言葉だけの意味合いというか、意味がない言葉というか、状況を表すものだけであって、深く捉える必要はないのかも、お互いの気持があって仲良かったらそれでいい、表現したいとか納得したいとか、それがあって大事にしたいとか、たぶんそんなの。結婚したら結婚したになるもんね。大人の世界を子どもに落とし込んで、新しく構築された世界もあるのかもしれないな、もう古くなっていくばかりだ、わたしなど。でも負けないんだからー。


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