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TSMC利権 熊本市長『無審議条例改正案』それでも推進宣言!

2023/01/30

https://www.youtube.com/watch?v=Aesl1AlvwXc&t=737s

■ 今日からあなたも熊本市民

自民党の言いなりで戒厳令が敷かれたら、市民になることは隠し通す熊本日日新聞。皆さんがしっかりディスられているので、よかったらご覧ください。

熊本日日新聞(1月20日)
『「市民」定義に外国人追加、反対意見殺到 熊本市自治条例改正案に2400件 「選挙権を与える」誤解もネットで拡散 4月改正再検討へ』

熊本市は20日、市自治基本条例の「市民」の定義に外国人を新たに加える改正案について1カ月間実施した意見公募で、約2400件の反対意見が寄せられたことを明らかにした。インターネット上では「市は外国人に選挙権を与えるのか」という誤解に基づく指摘が拡散。意見公募でも同様の声が殺到した。

市は2月定例市議会に改正案を提出し、4月1日の施行を目指していたが、意見公募の結果を踏まえてスケジュールの変更を検討。改正内容の見直しについても協議する方針だ。
(中略)
しかし、市に寄せられたのは「将来、外国人参政権を認めることにつながる」「外国人に乗っ取られる」といった改正に否定的な声ばかり。担当者は「反対意見は想定を超える数だった。一つ一つ詳細に読み込み、改正の中身を改めて検討する」 と話した。


改正するために少し中身を検討して、皆さんにもっと分からないような形で推進するという意味で、検討するのではないのか。

熊本市が自治基本条例の改正案に盛り込んだ市民の要件だが、これも衝撃的である。「市内に住所がある。市内に通勤通学する。市内の事業者、地域団体、市民活動団体」ということなので、日本人でなくても、住民票があるという意味での住所ではない。ここに「住民票を受けて」とは書いていないので単に住所がある、海外から通勤通学してもよい。熊本市内に市民活動団体を置けば、それでもよい。 今日からあなたも熊本市民だという、 多様性をより一層広げる形での改正案だ。

これを読んで自分も、熊本市に住所を作り、「熊本市の条例改正案を見守る市民活動団体」という名前の団体でも作り、月一ぐらい通うかなという気持ちになった。


■ 市会議員も知らなかった改正案

今回はいろいろと勉強になった。とても不思議なのだが、このパブコメ欄、田尻義裕熊本市議会議員という方の1月7日のツイートだが、「自治推進委員が作成、現在パブコメ中の条例案。議会が作っているものではありませんし、審議もされているものではありません。市議会が外国人参政権につながる様な事を認める訳がありません」とツイートされている。


皆さんがお住まいの市の条例改正案は、審議もせずにいきなり改正条例案を作り、パブコメ出して、私たち知りませんでした、で通るのだ。

市議会が外国人参政権につながるようなことを認めるわけがありませんとおっしゃっているが、選挙をするしないではなくて、選挙もせずに、住民票を持っていないということは住民税も払っていない人たちが、市政にアクセスし、住民税を払っている人たちが払い込んだ税金を、どのように割り振るのかを決める市政に参画しても良いのだ。

そのことを問い合わせた人がいて、熊本市役所の回答は住民票を置かずに熊本に通っているだけの人を市民と認め、住民税を払っている人たちのお金を勝手に使っても構わないという回答だったらしい。熊本市はすごく進んでいて開けている。

これに対して、熊本日日新聞が熊本市長の話を出している。「熊本市の大西市長は23日の定例記者会見で、市自治基本条例の市民の定義に外国人を加える改正案を見直すべきかどうか、慎重に検討する意向を示した」ということだが、「市が4月18日まで1カ月にわたって実施した意見公募が反対一色だったために、市議会への改正案の提出時期も見極めることにした」というニュースが流れていて。 やはり市長が一部の市議会議員には何も言わずにスッと出したようである。

市議会議員のブログは、党によって言っていることが違うのだ。自民党系は知らなかった。議会で一度も議題に上がったこともないと言っている議員と、1年も前から皆で議論してきたのに知らないなど、そんなことあるわけがないと言っている議員とに分かれている。

市長はどっちだったのかが気になるが、おそらく推進派だろう。推進してきたから、今ここで慎重に検討する意向を示したということだ。


■ 参政権で誤魔化して押し通す

「熊本市には2386人から意見が寄せられたが、910人は匿名などで要件を満たさず。残る1476人を受け付けた。居住地は市内457人、県内の自治体92人、県外927人で、大半が改正案に反対する内容だった。大西市長は改正案は外国人に新たな権利を与えるものではないが、誤解も含めて反響が大きかった。条例改正が外国人への反感差別につながり、軋轢や不安を生んでは何もならないと指摘した。自治基本条例は、市政への市民参加を促すため、2010年4月に施行。市は4年に一度を目途に見直している。2月定例市議会に改正案を提出し、4月1日の施行を目指していた。大西市長は2月、議会への提出見送りについて明言せず、どの部分を見直すかも言及しなかった。(熊本日日新聞)」

慎重に検討した結果、差別はいけないので、このまま行くことにしましたということではないのか。タイトル(外国人市民案 慎重に検討)は止めるではなく、検討すると書いてある。検討するは進めるということだから結局進めるのだ。パブコメントを募集したけれども、そんなものは踏みにじってどうでもいい。東京都の太陽光パネル設置義務付け条例と同じで、パブコメ募集したけれども、形式上やっただけでお前らの意見など聞く気はないということではないのか。

反対意見が多数だった。匿名が900件だから、匿名は要件を満たさないので無視するのは仕方がない。自分の住所、氏名を明記した上での意見の千件弱が県外から、450件程度が市内から来た。

そのほとんどが反対意見だったということだが、外国人参政権を与えると勘違いしている人が大勢いて、教えたけども、この人たちは○○だから分からなかった。きちんとこの○○にも分かるように説明して、推進するしかないという意味だろう。

反対している人たちを非常に馬鹿にした、踏みにじっているように見える。止められたように見えているが、止めるなら普通は止めましたと言う。慎重に検討するとは言わない。反対派が多かったので断念しましたと言うのだったら、止めたと解釈できるが、慎重に検討しますと言うのは推進する気満々である。

熊本日日新聞の報道でもそうだが、この市役所の回答は、担当者は反対意見は想定を超える数だった。一つ一つを詳細に読み込み、改正の中身を改めて検討します。と言って、止めるとは言わない。改めて皆が納得できる形で、外国人が市政に参画できるように検討し直しますと読める。止めますとは口が裂けても言わない。

TSMC利権がいま熊本でバンバン進んでいる。熊本市長も台湾まで行って挨拶してよろしくお願いします。TSMCのためだったら○○しますと約束してしまっている。

ここに来て日本国民が反対した程度で止められない。TSMCは台湾で汚染物質を垂れ流して、多くの人が健康被害に遭っている。人工透析率が世界1位になるまでも産廃物を垂れ流しまくっている人たちが、日本国民のことなど気にするわけがない。日本国民が反対しているのだったら、その反対している声を何とかしろと命令するのがTSMCである。

ここから熊本日日新聞と熊本市長あたりは、参政権を与えるわけではないのに、参政権を与えると勘違いして怒り狂って文句を言っている少し頭がおかしい人達という構図を今から作って、それで言論を封殺して、もう1度少し形を変えて推進する布石を打っているのではないのか。

深田はネガティブすぎる。そこまでひどい人たちではないと思っている人もいるかも知れないが、きっとここからもっと悪いことが起こると思う。

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