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さいたま子育て世帯地獄化条例 

2023/10/08

https://www.youtube.com/watch?v=HkI9uwqL6Qc&t=304s

■  子どもを独りにすれば虐待になる

子育てに関する虐待防止条例で、子育てが余計にし難くなることを話していく。虐待防止条例は家で子供に留守番をさせてはいけないとか、ひとりで通学させてはいけないという条例ができそうである。実はイギリスなどでは既に施行されている。

以前に勤めていたイギリスの証券会社の先輩が、結婚してイギリスで子育てをしていたが、子供に留守番をさせてはいけない。ひとりして出かけてはいけない。登下校も必ず見送りをしないといけないと法律で定められていて、とても大変だった。そのために会社を辞めないと子育てができず、退職せざるを得なかった。

今回、埼玉で虐待禁止条例が発動されそうになり、右も左も巻き込んで、そんなことができるわけないと議論を巻き起こしている。

サンケイニュース
『埼玉の虐待禁止条例、自民改正案可決も質疑は防戦一方 県執行部に「対応丸投げ」指摘も』
埼玉県議会福祉保健医療委員会が6日に行われ、質疑の中で最大会派の自民党議員団が提出した県虐待禁止条例の改正案に関する「問題点」が次々と取り上げられた。同委員会は、各会派から改正案について、自民に質問できる主戦場だけに、内容に懸念を抱く県議は攻勢に力を込めた。ただ、埼玉民主フォーラムの継続審議を求める動議と、無所属県民会議が提出した修正案はいずれも否決され、自民案が賛成多数で可決された。
 
「親が子供を残してゴミを出しに行くというケースもあるが、これも条例違反となってしまうのか」
 
無所属県民会議の八子朋弘氏は声を張り上げた。
 
八子氏は、小学3年生以下の子供を自宅などに残すことを一律禁じる改正案について、具体的に「何が」条例違反となるのか迫ったが、自民の小久保憲一氏の答弁は鈍かった。
 
「児童の生命、身体などに危険がない。そして、児童のもとにすぐに駆けつけることができる。この2つが確保されない限り、『放置』に該当する」
 
小久保氏は、「放置が禁止されない場所は存在しない」と強調する一方で条例違反となる具体的ケースについては明確な答弁を避け、「執行部においてさまざまな判断が行われる」と述べるにとどめた。こうした答弁について、県議からは「事実上の丸投げだ」との指摘も上がっている。
 
埼玉民主フォーラムの辻浩司氏が放置の概念について「様態のみに着目して解釈することに無理があるのではないか」と迫ったときも同じだった。小久保氏は、本来禁止にすべきものが抜け落ちる可能性があるとして、「児童の放置にかかる定義づけを行なっていない」と語った。
 
事実上、条例違反か否かの「線引き」を委ねられた県福祉部の金子直史部長は、委員会終了後に報道陣の取材に応じ、「(条例が成立した場合は)内容を精査し、適切に執行していく」と述べた。


■  外国人の利権のための条例

アメリカなどではベビーシッターが大学生のアルバイトとしてはポピュラーである。ベビーシッターの文化が浸透していたら、出かける間にベビーシッターを呼ぶことは出来るが、日本では家庭のことを分業することが、そこまで進んでいない。それなのに先にこの条例を出し良いのだろうか疑問である。

この虐待な禁止条例自身が親を虐待している。女性の活躍推進ものを前に出しておいて、デビット・アトキンソンなどは、専業主婦は税金も払わないモラルハザードを起こしているダメ人間の集まりなのだと言っている。そうして専業主婦をそこまで馬鹿にして、見下しながら、女性が働こうとすれば、親は子供がいるのなら出かけるなという条例を同時に作るは、いったい日本政府は何を目指しているのか全くわからない。

日本はどちらを目指しているのか。子育てし難く、働きに行き難くして、女性が活躍し難い社会を作って何が面白いのか。

さすがに今回はPTAからも、かなり反対の声が上がっている。虐待防止条例改正案は無茶苦茶だと、PTA協議会が反対署名活動を始めている。

子供が一人で居るのを見かけたら通報義務がある。戦争中の秘密警察のような制度で怖い。隣の家を盗み見するようになっても本当にいいのだろうか。

県民には通報を義務付けるのは何を狙っているのか。子供を家に置いて出かけてはいけないという法律を作り、出かけるのだったら、ベビーシッターを呼ばなければならないという制度を作ろうとしているのではないのか。

そうなると日本人は時給が高いので、外国から実習生として働きに来た人たちを安く雇い、ベビーシッターとして派遣させる。外国人が働きやすいように職を作り出す。外国人を日本人の家庭に入れて子供を育てさせ、いろんな教育をさせる方向で外国人利権の為にやっていると思われる。

この13日に本会議で採決されるそうだが、可決されたら改正案が成立する。自民党の今までの流れからすると、やると決めたらゴリ押しで、国民がどんなに嫌がってもやる。おそらくこの勢いだと決まってしまうと危惧する。

条例改正案が通り、必ずベビーシッターを雇わなければならないとなった時に、人手不足は見えているので、外国人を増やそうとなる。あるいは埼玉から日本人が逃げ出して、埼玉県がクルド人と中国人のものになるとかいう展開になりそうである。

自民党が狙っていることだとすれば、もうこの自民党に投票するのを躊躇う。最近より一層そう思うようになっている。

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