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議員会館前デモLive配信『NTT改正に断固反対!」 4-1

2024/04/03

今日は、私たちにとっての決戦の日です。NTT法改正案には、NTT法を廃止するという附則が入っています。明日、この法が委員会で決議をされ、そのまま4月8日頃の国会で決議されてしまえば、NTTが保有する通信インフラが外資の手に渡ってしまい、転売されて転売されて、どこに行くのか判らない、そういった危機にあります。

NTTの通信インフラは我が国の75%のシェアを持っています。それだけではありません。日本政府が利用する通信、そして、私たちの国を守る自衛隊、防衛省の通信インフラが、ほぼNTTの通信インフラです。物理的な通信インフラ層で通信インフラを失えば、その上にあるソフトウェア上でどれだけ暗号化をしたり、サイバーセキュリティの対策をしようと、データそのものが外国に流れてしまう。そのような危機に私たちは直面しているのです。

私たちは、このNTT法改正案に何があっても反対しなければならない。通信インフラは我が国の防衛インフラです。それを売り渡して何が国防だ。萩生田議員いい加減にしなさい。この国の議員はNTT法廃止に反対しなさい。裏金議員がNTT法廃止を進めている。それを私たちは知っているぞ。

この国の通信インフラは、私たちにとって戦場の最前線にあるわけです。それ無くして自分たちの身を守ることも戦うこともできないのです。

NTT法改正の為に繰り広げられている議論は嘘ばかりです。NTT法は、経済安全保障上に問題を生じさせる古い法律だと政治家は説明しているが、そんな事実はありません。NTT法こそが通信インフラを守る法律です。

NTT法を作ったのは郵政省の官僚なのです。当時の官僚の話も聞きました。稲村先生にも来てもらっています。NTT法第三条に、NTTは日本の通信、電話サービスを提供する責務があると決められています。それを政府は、固定電話のための法律だと説明をしていますが嘘です。ペテンです。

稲村公望さんに話を伺いました。1985年、電電公社からNTTになるとき、電話の普及を責務とした、この電話の意味は、固定電話ではありません。光ファイバーです。

光ファイバーを構築するための法律だったわけです。もちろん固定電話も含まれています。広義の電話という意味です。

それを今更、この法律は固定電話のための法律だったから廃止するべきだと嘘の議論を、政府は国民に対して語りかけている。完全なプロパガンダ、完全な嘘、虚偽表示です。詐欺師です。そのような嘘を私たちは許してはいけません。

そして、研究開発の開示義務、そんな義務はありません。NTTが開発した研究成果を、我が国の中小企業と共に財やサービスとして普及させる。そのための法律なのです。

それを外国に盗まれるかもしれないから、この研究開発義務をなくすと、そのようなことは一言も書いてないのに、議論しているのです。

この国の政治家の嘘の上に重ねられた議論で、私たちの税金と時間を無駄にしているのです。では、彼らの目的は何ですか。金ですよ。

NTTが持っている通信インフラは、今の帳簿上10兆円しかありませんが、時価にすれば40兆円の価値があります。この40兆円の価値がある通信インフラを、たったの5兆円で外資に売ろうとしている。それが実態です。

3月21日、ブラックロック(アメリカの大手ファンド)のCEOが、岸田首相を訪問しました。その時に、早くNTT法を廃止しろと要求したそうです。これは、郵政民営化と同じです。私たちの350兆円もの預貯金は、何処に行ったのですか。NTT法を廃止をして、NTTが持っている40兆円もの通信インフラの資産はどこに行くのですか。

日本政府は、NTT法を廃止して、その株を誰に売るのか開示したことありますか。隠しているのですよ。私たちに言えないからです。NTTの通信インフラは国民のものです。4.7兆円もの固定電話加入権を払ったのは、私たち国民です。NTT株を売りたかったら4.7兆円返せ。NTTの通信インフラを勝手に売るな。明日の委員会で法案を通すのは許さないぞ。裏金議員を国会から排除しろ。人から金をとって自分たちの利権にするのじゃない。お前たちは泥棒だ。泥棒だ。泥棒だ。NTT法改正に反対。反対。反対。

私たちが、うかうか日々を過ごしている間に、いろいろな法律が出来上がっています。これに1つ1つ丁寧に議論をしていかないと私たちの権利が、どんどん失われていくのです。今日、お集まりいただいた皆さんも、1人1人、地元の議員先生にNTT法改正に賛成したら、お前落とすぞと必ず言ってあげてください。

NTT法改正に賛成したら落選させるぞ。NTT法に賛成した議員は落選させる。お前たち全員を落させる。裏金議員は全員消えろ。日本の通信インフラをアメリカの手土産に岸田首相が訪米。こんなひどい話はないですよ。

皆さん、改正を推進している議員だけではなくて、ちゃんと反対しておられる議員先生もたくさんいます。ただ党内のパワーバランス、党議拘束であったり、いろいろなしがらみで、ダメなものをダメと言えなくなっている。ただ私たちがこうやって声を上げることによって反対したかった議員も勇気づけられてハッキリと反対だと言えるようになるのです。私たち、国民1人1人が声を上げていくことは非常に大事なことなのです。

通信インフラを失ったら我が国がどうなるか分かりますか。有事の際に、過疎地や離島に敵国が攻めてきた。電話をかけようとしたら繋がらなくなる。それが一番怖いことではないですか。

自衛隊が、自分たちの作戦を遂行しようとして、通信衛星やマイクロ波や鉄塔の通信で主要基地に指令は行き渡っても、ロジスティックなどはNTTの通信インフラを使っているわけです。その時に、補給部隊や、その他の日常業務の連絡が繋がらなければ、末端の部隊に連絡もいかない。補給も途絶える。第二次世界大戦はどのように日本軍は負けましたか。補給路が絶たれたからです。そんな馬鹿なことをしてはいけない。

通信は国防の最前線です。サイバーセキュリティ、この通信インフラの上でサイバーアタックなどからどのようにデータを守るのか。そのような事を内閣府は議論しています。ところが、そのサイバーセキュリティ部門の人たちは、NTTの通信インフラを失った後のシナリオを何1つ書いていないのです。防衛省もNTTの通信インフラが無くなったらどうするのですかと聞きましたが、何にも考えていません。バカではないです。彼らは、ただの官僚ですから、政治家がおかしい事をやったとしても彼らは逆らえないのですよ。

2014年、公務員制度改革がありました。安倍さんの改革です。あれ以降官邸が課長補佐まで人事権を握っているわけです。逆らったら出世の道が閉ざされる。彼らも苦しんでいるのです。パンデミック条約で、外務省も厚生労働省も何も教えてくれません。パンデミック条約は外交マターです。特定機密保護法の対象なのです。

彼らは、私たち国民に何かを伝えたくても何も語ることはできない。語れば、自分が投獄される。彼らだってジレンマに陥っているのです。私たちに戦う方法があるとすれば、私たちの声を政治家に届けることです。そして政治家に届けるだけに留まってはいけません。皆さん、一人一人が、何故NTT 法を改正してはいけないのかということを家族や、友達、知っている人に語りかけていただくことが非常に重要です。

4月4日、明日は委員会でNTT法改正案の委員会決議が出て、恐らく4月8日頃には国会を通過するスケジュールになっています。ただ、私は諦めたわけではないのです。今日、みんなで反対の意思を表明する。この雨の中、何百人も集まっている。ざっと見た感じ100人や200人ではないですよね。300人、400人近い人が集まっています。これだけの人たちが関心を持ってNTT法廃止に反対している。これ十分な圧力ですよ。

Twitterデモでも「NTT法廃止で日本は滅ぶ」10万ツイート、ハッシュタグ超えました。一時トレンド入りしました。こういう私たちの活動、確実に政治家の目に留まっています。そして、私たちは孤独じゃないですよ。いろいろな企業さん、NTT以外の企業、ソフトバンク、楽天、KDDI、その他の通信事業者、ケーブルテレビも含めて180もの企業がNTT法廃止に反対しているのです。

NTT法を廃止すれば、彼らは通信インフラを安く使う権利が失われる。そのようにすればNTTは、通信インフラの利用料をつり上げる事ができる。つり上げて小さな事業者から潰していくことができるのです。NTT以外の事業者が潰れたらどうなりますか。独占ですよ。その独占的な立場にあるNTTが外資の手に渡ったらどうなりますか。

私たちは、セキュリティの高い通信システムを失うことになります。携帯電話料金も跳ね上がります。国防インフラも失います。そんなことを許してはいけない。


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