【朝話】 派閥解体でフォーエバーキシダ説浮上 (2024.01.28) No.662
2024/01/28
https://www.youtube.com/watch?v=0JBGY-lA7p8
自民党の四派閥が解消され、谷垣グループも解体して展開が急になってきた。おそらくパー券裏金が幾らという問題ではなく、もっと地雷のようなものが隠れているはずだ。そうでなければここまで波及しない。検察の狙いはその奥にある何かを狙っていると推理する。
派閥解散案が岸田派から出てきた。この岸田派の提案に、安倍派と二階派が同調して派閥を解消するとなった途端に、ほかの解散しないと言っていた派閥も、ぞろぞろと後を追った。
今後自民党内の勢力図がガラリと変わることになるが、一説では岸田首相が岸田おろしを避けるために、この裏金問題を利用して派閥を解消し、岸田おろしを封殺するための策だったと言われている。
岸田派はの宏池会はお金の関係ではなく、精神的なつながりが非常に強いので、解散しても岸田派だけは仲良くやっていけるという説も流れている。
岸田首相は政策的には国民のためになるような事はあまりしてくれないが、計算高いところがある。憲法改正の国会議員任期延長で、選挙が無くなるフォーエバー岸田戦略を推し進めつつ、岸田おろしの風が吹いてくれば、裏金問題を利用して派閥を解体してその力を削ぎ落す。選挙まで自分のポジションをしっかり固める。派閥を岸田おろしができないように、先に敵の牙を抜く戦略を遂行している。
岸田さんは首相になるだけあって、こういうところには頭がよく働く。やはり戦略家なのだ。一国のトップになる人は馬鹿では務まらない。そこまで登るのにいろんな駆け引きや障害を乗り越えてきている。どうしたら生き延びることができるのか、どのようにすれば自分のポジションを守れるのかという計算はすごいものがある。
文春は『宏池会25億円を牛耳る岸田派解散の嘘』っていうことを書いている。新潮は『「岸田vs麻生」 権力争奪の火薬庫』を出している。
しかし、震災の復興をどうするのか。まだ能登半島が復興していない状態なのに、政権がこんなことになっていいのか。それだけ知恵があるのだったら少しでいいから、国民のことを振り返ってもらいたい。
そして、茂木派も小渕優子議員と青木議員という一番力を持っている人が抜けてガタガタになった。小渕議員の記者会見を見ていると、かなり自信がありそうだ。彼女の受け答えとその目つきから、茂木派を抜けて次は自分が中心になるという顔をしている。その決意が表情から見えてくる。今までにいろんな洗礼を受けているので、今更東京地検が来ようが、国税が来ようが何ということはないという自信に満ち溢れている。
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