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唯我独尊女がなぜか『結婚』を目指してしまうジャパニーズ七不思議。(フェミ向け婚活ポルノ『バチェロレッテJapan』みりしら感想)

ヨーロッパはコロナ感染第二波が絶賛大爆発中なのに、土曜日はハロウィンの仮装をした子どもたちがひっきりなしに訪れて、マジ困惑しています。
花璃です。
うちの玄関先で咳してる子も居て(しかも寒い中コスプレで薄着だし勿論マスクもしてない…)マジ親御さん何考えてんのか…そりゃ感染爆発するわって感じ。
いや、こっちだってみんなちゃんと決まりを守って必要箇所ではマスク付けたりソーシャルディスタンスしたりしてるんだけど、未だに子供達は放課後クラスメートや近所の子と外で遊んだり家に来たりするし、日本に比べて人と人との接触が多いんだと思う。
地続きで国境がないから水際とかないし、寒いし乾燥してるし、島国の日本やUK(UKはそれでも大変みたいだけど)と違い大陸ヨーロッパは自家用車でスペインに家族旅行に行って雪崩のように入り込まれたらあっという間に蔓延しますわ。

海外住みでAmazonプライム観られないので本編は観ていないんですけど、バチェロレッテっていう、美女が結婚相手を選ぶ番組がバズっていたみたいで色々見てたら

う〜ん、これぞジャパニーズ婚活女子

って感じがしたので今日は感想を書きます。

このエントリー↓でも書いたんだけど、

お金も仕事も時間もあって、恋愛や結婚したいとさえ思わなければ幸せに生きられる三十代の女性がわざわざ二十代の女子に混じって『婚活』なるものを始めてしまうのが理解不能

です。
結婚したいとさえ思わなければそれなりに恋愛も楽しめるだろうに、わざわざ『婚活』市場(婚活産業の手を借りないと女性に縁がない相対的非モテ男性しかいない)に飛び込んで
「いい男がいない」
とかさ〜〜意味わかんない。(当たり前じゃんね?)
『結婚』する必要なんてなさそうなのに、なんでそこで『婚活』に行くのかがよくわからない。
そりゃ、こうなるだろうなぁって↓


かぐや姫仕草で男どもを振り飛ばしたバチェロレッテ

初代バチェロレッテの萌子様も三十代婚活女子の例に漏れず、

婚活女子の伝家の宝刀:「結婚したいと思える男がいない」

とのたまって17人(?)の男性全てを袖にしたらしい↓。

才色兼備でお金持ち、生まれながら『持てる者』である萌子さんだからこそ様になるフェミニズム・ポルノですよね。

福田萌子さん素敵すぎ😊😊😊
ただドラマとしてはとても楽しいけど現実離れしぎて勘違いしてしまう婚活女子が現れないことを祈ります😜

その辺の有象無象が真似しても
痛い勘違い女
としか思えないだろうことは間違いない( ^ω^ )

バチェロレッテはフェミニストファンタジーに基づく婚活ポルノ

バチェロレッテという番組は、自分一人で充実した人生を生きていける女性が男どもをバッタバッタと薙ぎ倒し
「わたしには男なんて必要ない」
ということを誇示するフェミニズム・ポルノ
なんですよね。

このポルノが、萌子さんという選ばれしハイスペ女性だからこそ成立する、ということを除けば、めちゃめちゃ訴求力のあるエンターテイメントだと思う。

萌子さんは『結婚できない女』『拗らせ女子』なのか?

これは結婚相談所の方の動画なんですけど、わたしは分かる部分もあったけど(誰のことも受け入れる気がないとか)ちょっと違うかなって思うところもありました。

だったらもう婚活やめてほしい

これに関しては完全に同意です。
萌子さんって『子どもがほしい』だけで、
子どもの父親となる人との共同生活は求めてない
んだろうな…って思います。

『結婚したい』わけじゃなくて、「『子どもがほしい』から結婚しなきゃいけない」と(何故か)思い込んで婚活を始めてしまった

んじゃないかなと。
ぶっちゃけ、

子どもが欲しい>>>>>>>結婚したいなら結婚せずに子どもだけ持てばいいのになんでわざわざ婚活するのか。

日本女性の七不思議ですわ。

結婚が完全オワコン化したヨーロッパには婚活は存在しない

わたしはヨーロッパ在住で小学生の子どもがいますが、授業参観や保護者会に行くと(授業参観には両親揃い踏みが一般的)、子どもと両親の名字が違ったり、夫婦で別の名字だったりは当たり前なので、先生が
「名字がややこしくて頭が爆発しそう!」
と言っています。

VISAが問題になる国際結婚の場合などの特別な理由がない限り、子供ができたカップルのうち気が向いたら(結婚の決断ができたら)結婚する

というのが一般的なので、(子どもの学校の先生などを見ていると現在アラサー以下の若い世代は子供ができた時点で入籍するパターンも増えてそうですが)

子どもの名字も両親の名字も、結婚していて別姓の場合もあれば離婚済だったり事実婚だったり様々

なんですね〜〜
離婚済で主にお母さんが育てているけれど、旦那さんとの関係は良好で子どもの名字は父方の姓のまま。とか、夫婦別姓で子どもは両親の姓両取りor片方の名字とか子どもによって違うので先生方は本当に大変そうです。

そもそも、欧州は離婚後も共同親権で日本のように母親が誘拐同然で子どもを連れ去って一方的に離婚するなんてことは許されない(母親が誘拐で逮捕されます)ので、平日はママの家で学校に通うけれど、週末はパパの家で過ごす、というのが一般的です。
うちの子の同じクラスの子のご両親は、離婚してても大きめの学校行事(学芸会とか運動会)には元夫婦二人でいらっしゃいます。(お子さんのこと考えたら当然だと思う)

誘拐をものともしない日本女性の人権無視っぷり

このエントリー↓でも書いたけど、日本女性の子どもに対する人権無視っぷりは群を抜いてひどいです。

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