日本人はいつから待てなくなったのか?
※結構前の下書きを完了したものなのでちょっと古いです。
改元と新天皇即位で、史上初の10連休となった。
あらかじめ予告されたかたちで時代が変わる。
なんとも不思議な経験だ。
本来なら天皇の崩御で改元されるのだが、
今回は、退位に伴う改元・新天皇即位のため、
日本中がお祝いムードである。
これまでは有休をかき集めて10連休なんかできたかもしれないが、
今回は5月1日の新天皇即位が国民の祝日となり、
さらに「その前日及び翌日が国民の祝日である日は休日とする」
という祝日法の規定により4月30日と5月2日が祝日となった。
さらに、10連休の経済効果は「2兆円」なんだとか。
でも、そんなのどうでもいい。
ただ一つだけ、忘れないでほしい。
休めなかった人々がいることを。
これは僕がいつも大切にしていることの一つで、
それはフェアトレードが教えてくれたものである。
声を荒げて言うと、
誰のおかげでゴールデンウィーク楽しめてると思ってんだ!
それを忘れるんじゃないよ!と。
そして、当然ながら10連休はどこも混むわけですよ。
みなさんそれを承知で出かけているんですかね?
ファストフードでもないうちのお店に、
スピードを求めるのは無理があるでしょう?
うちだけじゃくなくて、ゴールデンウィークじゃなくても、
待てない人をよく見かけます。
心の片隅に、「自分が休めるのは、誰かが働いていて、こうやって食べて、楽しむことができるんだ」ということを覚えておいてほしい。
私も休むとき忘れないから。
「いいね。」と思った方、応援よろしくお願います。