ワイのスポーツ観戦エピソード0

ワイのルーツのお話。
よくツイートを見てくださるみなさんは、ワイがネガティブなツイートを極端に嫌うのをご存知かもしれません。
何呟こうが人の勝手だろ!は置いといて自分語りします。

ワイは小さい頃バレーボールの虜になっていて(見る専)すでに男女とも国際大会でほとんど勝てない弱小国になっていたけど、それでもヒーローやヒロインはいたし何よりジャn……スマイルアップの新しいグループのお披露目みたいなイベントになりつつあって盛り上がってる感はあったんですね。

もちろんワイはそんなのより試合に夢中になっていて、父親が中高バレーボールやってたのであれやこれや解説してくれてたわけです。クイックがどうとか、バックアタックがどうとか。

まぁそれはいいんだけど、テレビ観戦中にいちいち「まぁたサーブミスして」「まず入れなきゃ話になんねぇんだよ」「監督何考えてんだ、クビだなクビ」
こういうのをいちいち隣で呟くわけです。

Twitterじゃないよ、リアル呟きです。

こっちゃ子どもだから、ヒーローが日の丸を背負って戦ってるところを目を輝かせながら見てるというのに
どうしてそうガッカリさせるようなことを言うのか。

「本当のことなんだから仕方ないだろう」

え、そういう問題ですか?

父親のことは嫌いじゃなかったけど、経験のあるバレーボールだけでなくサッカーだろうが野球だろうが常にそんな調子なので、いっしょにスポーツを見るのだけはしなくなりました。

だからみなさんのように子どもの頃からフロンターレの応援を家族と…っていう話がにわかに想像に難いというか、うらやましいというかなんとやらなのです。

もちろん家族で応援してる家にうちの父親のような人が居てものめり込まない理由にはならないという家族もあるでしょうけどね。


少し話変わって、うちはワイが子どもの頃ずーっと途切れず犬を飼っていたんです。

動物って生涯が短くて、犬猫ならどんなに長寿でも15〜20年といったところです。必ず人間より先に死にます。だからこそ一日一日、自分にとっても動物にとっても悔いのない関わり方をするんですよね。

ところがです、父親は動物に対しても同じ。
誤解のないように言っておくと、虐待したりネグレクトしたりとかそういう意味ではないです笑

具合が悪くなったり、12〜3歳を過ぎてくると
「こりゃもう長くないな」「もうすぐ死ぬな」「どこそこ(内臓のどこか)が悪いから食べれなくなってきてる、あと何日かだろ」
そんなことを家族の前で平気で言うんです。

本当に無神経だしなんでこんな人が父親なんだろうって思ったりもしました。そんなこと分かってても口にすることないだろう?言ったからと言って何になる?

でですね、犬ってのは特に「この人」と決めた人間を特別に慕うんですよね。ウチで飼ってたあるわんこが、父親に一番懐いててさらに父親も溺愛してたんです。

だからと言って父親の言動は変わるわけでもなく、そのわんこは心臓が悪くて10歳くらいで亡くなるんですが、その子に対しても「だめだなこりゃ」とかとか…
相変わらずの無神経発言。あんなに溺愛してた子に対しても…父親にとって動物は家族ではなく所詮はペットなのかなってガッカリもしました。

その数日後

父親に事故が起きたんです。事故って交通事故とか怪我する事故ではなく…
察してください、幼少期に寂しさが原因で起きる夜のアノ事故です。笑

その話はこっそり母親から聞かされたんですけど、父親にとってそのわんこはかけがえのない我が子であり心の支えだったんですね。

それで分かったんです。父親のネガティブ発言。
あれは自分が最終的に傷つかないようにするための自己防衛手段だったんです。
スポーツの時もそう。子どもの頃はワイが全く興味のない野球中継もご飯どきに付けられててつまんなかったんですけど笑、思い返せばずっと野球つけてた。
スポーツ好きだったんですね、父親は。

だから今なら理解はできる。
人の嫌がる顔が見たかったんじゃなくて笑、最悪の場合こうだぞって予防線を張りたかったんだと。


…とまあ、そんな生い立ちなものでして。
ワイはとにかくそういう発言を目にしたくない。
したいなら、したい人同士身内だけでやってくれと心から思うのは今も変わらないです。
そういう発言を目にしたくない耳にしたくない人はいますからね。

ただ、フロンターレの不名誉な記録とかわざわざ調べてツイートするフロサポさんとか、何やねんって思ってたけど
きっとワイの父親と似たような心持ちなのだろうと思うようになりました。反論は結構ですよ、もちろんそうじゃない人もいるでしょうけどワイが勝手にそう思ってるだけなので笑

おわり。
うわ、見返すとすげー長いわりにオチが無い。
全部読んでくれた人いるかわからないけど、いたらすみませんね。笑

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