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成瀬は天下を取りにいく ~成瀬が私に教えてくれたこと~


膳所から世界へ!

久しぶりに本屋へむかい「本屋大賞受賞」の文字が目に入った。
私は本屋大賞受賞作品は高校時代から緩く追うことにしている。緩すぎて何月に受賞されるのは知らない。
「成瀬は天下を取りにいくかあ…」よく表紙のイラストを見ると西武ライオンズのユニフォームをヒロインらしき女の子が着てるではないか!?
先祖代々西武ファンの私にとって買わない理由がない最高の表紙だった。
頭の中で小説のストーリーなどの妄想が膨らむ。ヒロイン成瀬は西武ライオンズの熱狂的なファンで応援団に所属し西武ライオンズの日本一を願う物語なのだろうか。現在24年6月西武ライオンズの順位は最下位であり、球団史上最も勝てなかったシーズンになりかねない状況。もしや本屋大賞の審査員は西武ライオンズファンだらけでチームを鼓舞するために本屋大賞の場が用いられたのだろうか…。
私は本を手に取り、なぜヒロインが西武ライオンズにユニフォームを着ているのか確認することにした。
成瀬は西武ライオンズのファンではなかった。なんとなく購入しただけで、もはや野球のこともよく知らないようだった。致し方ない。嬉しかったのは栗山のユニフォームだったこと。私は好きな野球選手は誰かと聞かれたら「栗山です」と即答してきた。我が家にある西武ライオンズのユニフォームは当然「KURIYAMA」だ。成瀬との距離が急速に縮まったのを感じた。
成瀬のことがもっと知りたいと思った。その理由はKURIYAMAのユニフォームを所持している同志だからというよりも、成瀬の人間性にあった。成瀬から突然宣言される目標、そこからの行動力に引き込まれていく。

大きなことを百個言って、ひとつでも叶えたら、「あの人すごい」になる

ありがとう成瀬あかり。
私は今日朝4時59分に起き、洗顔と歯磨きを済ませ、日焼け止めを塗りランニングをしてきた。すごく体調がいいよ。
200歳まで生きる。
少しでも多くの人が200歳まで生きたいと思える世の中にしていきたいなと私は思う。


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