遠山薬局、遠山の自己紹介

はじめまして!
株式会社遠山薬局の遠山と申します。

こちらの記事をご覧になっている方はTwitter経由が多いのでしょうか?

遠山のこと、遠山薬局のことを知っていただきたく、noteを書いてみることにしました!

もし、需要があるのであれば!遠山が日頃薬局経営について考えていることや、独立開業方法(これはノウハウなので有料)について書いていこうかと思います。

まず、私の自己紹介を、、、

千葉県に産まれ、公立小学校、私立中高一貫校を卒業して、現役で東京薬科大学に入学しました。

私の父親は公立高校の教員でしたので商売とは無縁の家庭に育ちました。

公務員の仕事は大変かと思いますが、安定しています。
私は子供の頃から安定した職に魅力を感じていたため、自然と資格を取ることができる薬学部に進学していました。

小、中、高、大、とそれぞれ楽しかったですが、一番楽しかったのは大学での6年間でした。
留年しない程度の勉強しかしませんでしたが、バイトやサークル、趣味の野球観戦、旅行、バイクいじりなど大学生活エンジョイしていたと思います。

大学5年での実務実習で病院と調剤併設ドラッグストアに行き、病院の雰囲気に馴染むことが出来ず、調剤薬局かドラッグストアへの就職を考えました。
MRの給料は魅力的でしたが、全国転勤とMRを辞めた後のビジョンが見えず、メーカーへの就職は考えませんでした。

実際私が入社したのは、関東中心に展開している大手ドラッグストアでした。
(調剤薬局やドラッグストアへ説明会や見学には沢山行きましたので、就活については別で書きます?!)

当時は薬学部6年制に移行して日が浅かったため「空白の2年間」の影響で薬局であれば簡単な面接で内定を貰えました。
待遇も今より当時の方がずっと良かったです。
それくらい、薬剤師がどこも不足していました。

無事国家試験(99回だったはず)をパスし、いざ調剤併設ドラッグストアに入社すると、東京神奈川配属希望でしたが、実家から通える千葉県の店舗に配属されました。
(今振り返ると、実家暮らしで開業資金を貯めることができたので良かったですが、当時は一人暮らしが出来ずショックでした。)

新卒研修は大宮と渋谷と千葉で泊まりの研修。
泊まりの研修で同期と仲良くなったのは良かったのですが、経営の視点で見ると、あの研修にいくらかかっているんだろう、と思ってしまいます。

新卒研修では薬剤師以外にも登録販売者候補や美容部員、中国人留学生などが集まっていました。
新卒研修なので、まずは大きな声(絶叫レベル)での挨拶やお辞儀の練習など、新卒研修あるあるな内容でした。
(「いらっしゃいませ!!ペコリ」「ありがとうございました!!ペコリ」「またのお越しをお待ちしております!!ペコリ」を怒られながら繰り返し行う感じ)

集合研修後に店舗に仮配属→本配属となります。

本配属は月600枚程度の店舗で、薬剤師2+新人の私、事務員なしという体制でした。
1店舗目では上司や先輩に恵まれ、のびのび調剤や市販薬販売を学ぶことができました。

先にも書いた通り薬剤師不足の時代でしたので、今大手ではなかなか無いと思いますが1年目から管理薬剤師になった同期も多かったです。
私も2年目に月200枚の店舗に一人薬剤師の管理薬剤師として勤務するようになりました。
サラリーマンですが一人薬剤師なので、やりたい放題な環境でした。
処方箋枚数を増やすために子供薬剤師体験教室をやったり、近隣のクリニックに勝手に営業に行ったりして、処方箋枚数を増えるよう働いていたつもりです。
処方箋枚数を増やす努力や工夫は他の薬剤師よりもやってきましたが、あまり上司や同僚に好かれる性格ではなかったので(今は当時より丸くなりましたよ!)、店舗の美容部員とケンカして、美容部員から総スカンを食らったりしていました。笑
上司からの評価も高くはなく、同期の方が先にマネージャーになっていました。

そんな状況なので、転職しても変わらないだろうと思い、独立を考えるようになりました(独立を考えたのは薬剤師2年目)

独立したいと思い、知り合いの院内処方の医師に挨拶に行ったり、卸からMA案件を紹介してもらったり、MA紹介会社に登録したりして、4年目でドラッグストアを退職して、法人設立し独立しました。
(どうやって案件を見つけることができたのか、何故サラリーマンなのに案件が多く舞い込んできたのか、は別で書こうと思います。)

沢山の案件からMAでの買収を決めたのは大手チェーン店からの切り離し案件でした。
こちらの薬局は小児科門前でドクターも40代前半と若く、処方箋枚数も月900枚程度来ていたので、買収を決意しました。

MAを仲介してくれたのは、手数料が高額で有名?な大手MA仲介業者です。
私もそれなりの金額を支払いましたが、コネがないならコネをカネで買うしかないです。
手数料高すぎだろ!と思いましたが、この薬局で人生が良い方向に変わったので感謝しています。

初めての薬局開業はわからないことだらけでしたが、厚生局も保健所も丁寧に教えてくれたので、沢山質問をしつつなんとか開業することが出来ました。

開業当時は薬剤師は自分一人(たまに友達に手伝ってもらった)とパート事務員2人体制でした。
開業初日に処方箋50枚来て、嬉しかったのは今でも鮮明に覚えています。
開業1〜2年はとにかく毎日朝から夜9時くらいまで薬局にいましたね。
門前クリニックがお休みの日は薬局の草むしりをしつつ、通りかかった人に声掛けをして面処方箋応需に繋げました。
訪問クリニックに営業に行ったりして、とにかく必死!
アパートは薬局近くに借り、家賃64000円の虫さんが頻繁に入ってくる部屋を借りましたが開業資金でお金がなかったのです。

2年間一人で薬局を運営していくと処方箋枚数も徐々に増えてきて、資金にも余裕が出てきたので2店舗目を中野区でMAにて開業を決意!

2店舗目の薬局は35年の歴史がある昭和スタイルの内装の内科、小児科門前です。
小さな商店街にあり、面も頑張れば見込めるのでは?と思っての開業です。
買収当時は薬剤師4人正社員事務員1人、技術料月160万円という、年間1000万円赤字が出ている状況でした。

こちらの薬局は頑張ればかなり伸びる、と確信していたので、自分が朝から晩まで入って立て直しを試みました。
1号店は大学時代の友人(学年は1つ下)が入社してくれたのでお任せすることにしました。この人がとても優秀だったので今では会社の2番手として活躍してくれています。
複数店舗出店できたのはこの人のおかげ、という部分が大きいです。感謝しかないですね。
やはり薬局経営は人です。いかに優秀な薬剤師、事務員さんに入社してもらえるか、にかかっています。

2号店の立て直しの施策として
・門前クリニックの応需率向上
・面処方箋強化
・施設在宅スタート
・個人在宅スタート
・薬剤師会加入→休日当番への積極的営業
です。
これら施策により、160万円だった技術料が500万円にまで伸びました。
今、2号店はTwitter経由で応募してくれた薬剤師さんがメインで運営していますが、この薬剤師さんもとても優秀でした。
患者さんからも人気で、この薬剤師さんのおかげで面や在宅が増えていきました。
私のTweetを読んでから応募してくれたので、ミスマッチもなかったです。

2号店が軌道に乗ると3.4号店はすぐに決まります。
3号店は北九州市小倉駅ナカという家賃が高額でしたが、立地が最高に良かったです。
福岡は飛び地でしたが、メンタルクリニックの開業に合わせての開業を決意しました。
3号店はヤル気のある優秀な若手社員が入社してくれて、開業1年経過していませんが、処方箋枚数はかなり多くきています。

そして年内に九州地方に5号店の開業も控えている状況です。

こうして自分のこと、薬局経営のことを振り返ってみると、人に恵まれきたのだと再認識しました。
遠山薬局の薬剤師や事務員は当事者意識のある優秀な人ばかりです。
処方元の先生とはプライベートで遊ぶくらい仲良しです。
これは私にとって財産ですね。

かなり長くなりましたが、以上が私と会社の自己紹介になります。
また時間をみつけて更新しますので、良かったら読んでください😄

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