見出し画像

【入館無料の博物館】インターメディアテクのユニークな展示品たち

東京駅での待ち合わせ。少し時間があったのでKITTEに涼みに行ったら、思わぬ出会い。

なんと、無料で鑑賞できるという博物館を見つけてしまいました。

「インターメディアテク」というKITTE内にある博物館なのですが、皆さんご存知でしょうか?

無料で鑑賞できます。という誘惑に負けて入りましたが、すでにお気に入りの場所になりました。自分は生き物が好きなので、たくさんの骨と剥製と標本に溢れた空間に浸れて幸せです。

今回は、無料で入れるステキ博物館「インターメディアテク」の魅力を、3つにまとめて紹介しますね。


インターメディアテクとは

「インターメディアテク」は、日本郵便株式会社と東京大学総合研究博物館(UMUT)の協働運営になる公共施設であり、学術の普及と啓蒙を通じ、社会へ貢献することをその使命としています。
この施設には、東京大学が明治10(1877)年の創学以来蓄積に蓄積を重ねてきた学術標本が常設されています。

出典:開館の辞 - INTERMEDIATHEQUE

英語ならINTER MEDIA THEQUE。
頭文字をとって「IMT」とも言うらしい。

まず入るとひたすら骨・骨・骨。ちょっと奥に行くと、虫・草・何かの部品、等々。たくさん展示されています。

要は博物館、ということで良いと思う。

虫の標本は、個人的にはテンション上がりました。昔教科書で読んだ、ヘルマン・ヘッセの「少年の日の思い出」を思い出す。

東京駅丸の内南口から徒歩1分。KITTE内の2階と3階にあり、アクセスはかなり良好です。

鑑賞以外にミュージアムショップや撮影も楽しむなら、短くても1時間はあった方が良いかな、と感じる展示数と広さでした。

個人的好きポイント3選

出る時間を決めていたので軽く見て周っただけなのですが、それでも感じた魅力を3つにまとめてみます。

◆館内がレトロで可愛い

まず入って感じたのは、建物自体がレトロで雰囲気がある!ということ。

当時の東大の教室を再現した展示スペースもあったのですが、まるでハリーポッターのような世界が広がっていました。

良いよね、ワインレッドの絨毯にレンガ造りの壁。こんなところで大学の講義を受けてみたかった。写真を撮ってなくてすみません。ぜひ見に行ってみて下さい。

東京駅付近のエリアはインターメディアテクに限らず、レトロな建物が多いですよね。いまは工事中※だけど、三菱一号館美術館とその周辺も好き。雰囲気大事です。 

※2023年8月現在

◆展示品は撮影可能(一部除く)

インターメディアテクの展示品は、なんと撮影可能です。ただし!一部撮影できないものもあるので要確認。

自分もさっそく撮影してみました。

これはたしか哺乳類?達の骨。写真に題名を付けるなら、ドクロの百鬼夜行。なんだか今にも動き出しそうだから。

こちらは剥製。鳥好きだなあ。翼を広げている状態の剥製って見たことなかったから、珍しくてパシャリ。実物はもっと迫力があってカッコよかったです。

◆展示の仕方がユニーク

美術館や博物館の、展示の仕方を見るのも好きなんですよね。インテリアの配置の参考にもなるかな?と思って。

インターメディアテクで特に面白いなと思った展示の仕方は、まずこちら。

端っこに置いただけ、みたいな。

こんな展示?の仕方もありなのかと驚きました。意味ありげな壺なのに、消火器と並べて置かれているのが面白いですね。実用なのかもしれません。それにしては重たそうだ。

あとはこちら。

柱の上に鎮座しておられる。自ら選んでそこに座ったかのようなピッタリ感。

たいてい近くに展示品の説明があったりするもんなんだけど、見当たらなかった。意味ありそうで実はない?展示品なのかもしれない。……そんなことある?

あと写真だと分かりづらいのですが、この像、わりと高い位置にいます。じっくり鑑賞させる気がなくて面白いな、と思いました。ぜひ探してみて下さい。

丁寧に置かれているのも見やすくて好きだけど、こういう動きのある置き方も、生きているかのように感じられて良い。私もインテリアに仏像を取り入れた時は、この置き方を参考にしたいと思います。……取り入れるかな?

展示品も配置も魅力的な場所

調べてみると、他にも無料で楽しめる博物館や美術館、意外とあるみたいですね。これだから東京楽しいんだ。

しかも、インターメディアテクは東京駅のすぐ近くにあるのが良い。待ち合わせがてら、気軽に立ち寄ってみてはいかがでしょうか。

私も何かと理由をつけて、もう一度寄ってみたいと思います。せっかくユニークな展示の仕方をしてるので、面白い写真をどれだけ撮れるか、とかやってみるのも楽しそう。

今日はここまで。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?