見出し画像

「曖昧な部屋」 vol.1

こんばんは。演劇家の藤原です。
11月27日に、「曖昧な部屋」という、トーク&パフォーマンスイベントを松本市で開催いたします。

このイベントを開催しようと思った理由は色々あるのですが、
可視化された文字の中でコミュニケ―ションをすることが増え、
コロナ以降、オンラインでのミーティングも増え、それはそれで便利な一方、なんだか“曖昧なこと”を語る場が減ってしまったな、と寂しく思っていました。

“曖昧なこと”を語るには、利便性が重視される場は向きません。
誤解を招く可能性もあるし、自分の中でうまくまだ言語化されてなかったりで語るのに時間がかかったりするし、声ならニュアンスが汲み取れるけど、どんな声で発してるか分からない文字だけのやりとりだと難しい。
わたしは人と“曖昧なこと”を話す時間が大好きです。居酒屋で隣あった人とでも、創作仲間でも、誰とでも。それは、話があっちへ行ったりこっちへ行ったりしながら、小さくても何かが生まれる時間があるからだと思います。人の声自体も好きです。曖昧な言葉を発するその人から、何を言わんとしているか想像するのも、大好きです。

そんな思いから、広く、“何かを創る人”が、今最も関心があり、まだうまく言語化できないような部分について、曖昧な言葉を交わす場を設けたいと思い、わたしの今住んでいる松本で始めてみることにしました。「曖昧な部屋」という、そのまんまの名前です。笑

第一回目のゲストは、音楽家の権頭真由さんと、コンテンポラリーダンサーの二瓶野枝さん。お二人とも、東京で活動されてから、松本市に移住されたアーティストで、私も最近お知合いになりました。

お二人が今最も関心があることについて、曖昧な言葉を交わしながら、
私達含む、誰かの内側に、小さな発見が光る日になるといいなと思っています。トークの後には、お二人の即興パフォーマンスも予定しております。
(話の流れによって、どんなパフォーマンスになるかもきっと変わるでしょう。楽しみです。)

ささやかですが、飲み物とお菓子のご用意もあります!
是非、遊びにいらしてください。

「曖昧な部屋」vol.1
日時:11月27日(土)17時~19時
参加費:2000円(珈琲などドリンク・お菓子付き)
ゲスト 権頭真由 二瓶野枝
進行  藤原佳奈
場所:
レンタルスペースkoyomi
〒390-0875 長野県松本市城西1丁目5−29
(長野県松本蟻ヶ崎高等学校の近くにあります)
MAP▶︎https://goo.gl/maps/uGS384NdUVvzA9tH6

駐車場:
お店の前2台
満車の場合は、お近くの有料駐車場へお止めください。
koyomiサイト▶︎https://koyomi7.wixsite.com/yakuzen

★予約フォーム★
https://forms.gle/oqdR7FjEc8V57fCt9

〇ゲストの今最も関心のあること
権頭真由さん
“眠っているときに見る夢。「懐かしい」ということ”
二瓶野枝さん
“他ジャンルの人との創作”

〇ゲストの話してみたい、聞いてみたいこと
権頭真由さん
“小さい人たち、こどもたちのこれからの世界”
二瓶野枝さん
“〇〇界の実情”
“クラシックとコンテンポラリー”
“踊り、演奏、演技が上手いってどういうこと?”

画像1

権頭真由 
アコーディオン、ピアノ、うた。東京生まれ。東京芸術大学楽理科卒業。
音楽を通して世界と対話し、あらゆる美しさに花を添える。
「表現(Hyogen)」、「3日満月」、「momo椿*」、「Lupe∝」、菅間一徳とのデュオなどで作曲、演奏活動を行う他、インバル・ピント&アブシャロム・ポラックダンスカンパニー作品『WALLFLOWER』などの舞台音楽、映画音楽などの分野でも活動。子どもたちと作る音楽サーカス「音のてらこや」を主催。2017年に松本市に移住。


画像2

二瓶野枝
DanceCompanyNect主宰。3歳よりクラシックバレエを始め、お茶の水女子大学文教育学科舞踊教育学コース卒業。石黒節子名誉教授の元、JAXAと宇宙実験舞踊の試みの舞踊手として無重力舞踊を行う。在学時より国内外、ジャンル問わず数々の舞台に立つ。2014年文化庁新進芸術家海外研修員としてドイツ、フォーサイスカンパニーで研修。また、身体表現の可能性を伝える教育活動にも力を注いでいる。2017年に松本へ移住。2019年は様々な企画を立ち上げ活動の幅を広げ、11月には上土劇場にて本公演を行い、好評を博す。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?