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リーグ全体のスタンダードアップへ #44趙翔来

惜しくも勝利に手が届かなかったIVYリーグ選抜チームとの「JAPAN U.S. DREAM BOWL 2023」。全日本選抜の主将を務めたのはフロンティアーズのキャプテン趙翔来でした。試合前から「自分たちのプレーをして勝利をつかみたい」と、チームのまとめ役として奮闘。当日はスターターに名を連ね、ラインバッカーとして熱いプレーを見せてくれました。

しかし最終Qに逆転を許すと、その後はIVYリーグ選抜チームに試合をコントロールされ、時間を残してオフェンスにボールを渡すことができずに敗戦。試合後には「勝利を目指し、勝つつもりで試合に挑んだが残念な結果になりました。いま痛感しているのは、11対11のフィールドですが、1対1で勝てないと、この先上にいくことができない」と、個々の力の差を認めていました。

具体的には「カットバックした時の一歩の移動距離が日本人とは違う」こと。フィジカルの強さ、早さを想定して練習を積んできていましたが、実際にプレーしてみて感じたことも大きかったようです。


「次は必ず勝利したい」と熱いコメントを残した趙主将

それでも下を見るわけではなく、試合後のハドルでは「1対1のスキルを向上させること、各チームのスタンダードを上げていこうと、今日感じたことを今後にどう活かすかが大切。リーグ全体で取り組んでいこうと話しました」。

次回チャンスがあれば「1対1にこだわってプレーし、必ず勝利したい」と力強く語った趙主将。負けはしたものの、得たものも大きかったようです。