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1月3日も普段通り全力で楽しみたい DL#95宇田正男

接戦だった12月10日のシーガルズとのセミファイナル。両チームの全力プレーは、とても見応えのあるものでした。なかでも前半にシーガルズがギャンブルに出たシーンは、多くの方が印象に残っているのではないでしょうか。

2Q、残り時間はまだ10分以上残っていました。シーガルズオフェンスはゴールまで9ヤード、ファーストダウン更新まで1ヤードのフォースダウンでした。シーガルズはサードダウン同様にQBがボールを保持して、ファーストダウンの更新を狙ってきます。ラインの押し合い、真っ向勝負の結果はフロンティアーズが止め、攻守交代となります。そのプレーについてDL#95宇田に話を聞きました。

「止まって最高でしたね。練習してきた通りにできました。自分が止めようと思うと体が浮いて押されてしまうので、とにかく低くを意識。下に入って押されないようにすることだけを考えました」と、あと数センチでヘルメットがグラウンドに付くほど低くセット。プレー終了後は、最後に立ち上がりガッツポーツを見せました。


試合前は「接戦になるのは分かっていたので、どれだけ楽しめるか」と思っていたそう。先制点を奪われましたが、「やることは変わらない」といつも通りのプレーを心がけたと言います。後半に同点に追いつかれても、「もう一回やりきろう」と集中を切らしませんでした。

次はいよいよ3連覇がかかるライスボウルです。「期間が空くので、しっかりと準備したいですね。悔いが残らないように最高の試合をしたいです。個人的には今季QBサックがありませんが、欲を出すといいプレーができないので、いつも通りプレーしたい。それが出せれば結果は付いてくると思っています。全力で楽しみたいです」。

ライスボウルでもラインの真っ向勝負は見どころのひとつ。フロンティアーズのDLに注目してください。