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秋にはもう一回り強く大きく WR#11木村和喜

オーバータイムまでもつれた6月16日のパールボウル。最終Qでは残り2分を切ってからシーガルズに追いつかれ、オーバータイムでは互いにタッチダウンを奪ったものの、トライフォーポイントの差で勝敗が決しました。試合後にWR#11木村に話を聞きました。

「オフェンスでは、ルーキー鎌田がスターターで、後半からは濱口と若い2人のQBがフィールドに立ちました。2人を盛り上げられるようなプレーをしたいと思っていましたが、気負うことなく、いつも通りのプレーができました」と、この日は2キャッチ、18yを獲得。最終Qでは、サードダウン残り10yでパスキャッチ後のランも決まり12yをゲイン、ファーストダウンを更新するプレーを見せています。

また、この日は43yのキックオフリターンを決めるなど、スペシャルチームでの活躍も光りました。「どうオフェンスに還元できるか、スペシャルチームでのプレーも大事にしています。リターナーとして僕は仲間を信じて走るだけ。空いたところをシンプルに思い切り良く走り抜けることを考えています」。

春シーズンは勝利で終えることができませんでしたが、たくさんの収穫がありました。「いい緊張感でプレーすることができています。今日はヒヤヒヤする展開でしたが、そういったことはあまり考えず、楽しんでフットボールができました。強い相手と対峙した時に、自分はどんなプレーができるのか、今の実力を確認することができました。春シーズンを連敗で終え、今は大きな危機感を持っています。これからどう這い上がっていくか。個人的には(WR#85松井)理己さんのようなチームの核になれるように、特にサードダウンで「こいつに渡せば大丈夫」と、選手からもコーチからも信頼してもらえるように、もう一回り強く大きくなって秋に帰ってきたいです」。
さらなる高みを目指し努力を続ける#11に期待してください。