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逆転のタッチダウンも課題は山積み RB#28香川将成

11月19日の東京ガスクリエイターズ戦は、フィールドゴールで先制されたものの、2Qにタッチダウンを奪い逆転。その後、3Qにフィールドゴールを決め10-3で勝利しました。その逆転のタッチダウンを決めたのがRB#28香川です。「タッチダウンのプレーは、この試合に向けて準備してきたプレー。オフェンスラインを信じて、しっかりと道を開けてくれたのでエンドゾーンまで行くことができました。今日のゲームは急遽出場したのですが、準備をしていたので、そこに焦りはありませんでした。ただ、やってきたことが出せなかった、課題の残るゲームでした」。

この日は、1TD、95ヤードを獲得する活躍を見せましたが、それ以上に「課題が残る」と反省するのは、前半終了間際にゴール前に迫りながらもスコアできなかったことと、後半にファンブルしたことが影響しています。

前半終了間際のプレーでは、ゴール前2ヤードでファーストダウンを更新。そこから香川の連続ランプレーでタッチダウンを狙いました。一度はタッチダウンかと思われたプレーもありましたが、クリエイターズのタイムアウトで無効に。ゴール前1ヤードからのフォースダウンも止められてしまいました。「『フロンティアーズのラインは強い』、『絶対にスコアしないと』と思ったら焦りも出てしまって、1対1で勝ち切ることができませんでした」。

もう一つ、後半のファンブルも気持ちは強く持っていましたが結果に結びつきませんでした。「ずっと止められていた相手だったので、『次こそは』と意識していて、より強くと思っていたら、普段だったらできていることができませんでした」。

大きな課題は残ったものの、得たものも小さくはありません。「勝たなきゃいけないプレーオフでプレーできたことは良い経験になりました。この経験をどう活かすかは自分次第。次は3週間後。技術もフィジカルも、レベルアップして挑みたいです」。次はどんなプレーを見せてくれるのか、期待してください。