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オリジナル変化球 「カーブ」

はじめまして
この度は閲覧いただきありがとうございます。

今回この記事を書こうと思ったのは今から紹介する変化球を投げているのはおそらく私一人だけであり、その私もそろそろ野球から離れる歳に差し掛かってきたので誰かに継承したいと思い投稿しました。

さっそくですがその変化球とは「カーブ」です。
握りですが普通のカーブの握りに親指を外すだけです(私はサムレスカーブと呼んでます(笑))。

今更カーブと思うかもしれませんが意外とカーブをしっかり投げられる人は少ないように思います。
カーブの特徴は一度浮き上がってから急激に落ちてくる変化球です。

実はこの一度浮き上がる変化は基本的にカーブしかありません。
その理由はトップスピンにあります。
多くの方が投げるスライダーはツーシーム、チェンジアップは基本的に全てバックスピンしています。
フォークですら1000回転ほどバックスピンしています(千賀投手のフォークは純粋なバックスピンてはなくスライダー回転なので推進力がなくなり通常より変化量が大きい)。
これらの変化球ですらフォーシームよりは多少落ちる変化球なのでトップスピンのカーブはより落ちることになります。
というよりむしろ普通に投げたら届きません。
そこで届かせるように上に投げることで一度浮いて見えるようになります。

他の変化球は緩やかに落ちていくのに対しカーブは放物線を描いて落ちていきます。
変化量が大きいためボールの移動距離も長いのでタイミングを外すのにも有効な球種です。

またここで紹介する「カーブ」はストレートなどとは投げ方が少し違うため、試合で疲労が溜まりフォームが固まってきた時に一度リセットすることもできたり、
腕の振りが違うというデメリットを打ち消すほどの変化量と慣れない軌道で打者を幻惑することができ、カウントをとる球として、決め球として使えます。
その上習得が容易です。
私自身色々な変化球を試し、投げることはできましたが試合で自信を持って投げられたのはカーブだけでした。
また、カーブだけでエースとして高校、大学はそこそこ活躍できました。

長々と書いてしまいましたがメリットとデメリットをまとめてみます。

・メリット
投げる人が少ないため打者は軌道に慣れていない
→カウントを稼げる
→決め球にできる
習得が容易

・デメリット
球種がバレやすい(工夫である程度解消できる)

握りは上の方に書いた通り普通のカーブに親指を外し普通のカーブを投げるように投げてください。
これで誰でも投げられますが全然コントロールがつかないと思います。
コントロールがつかないというか全然届かないと思います。
そこですっぽ抜けると思うくらい上に投げると届きます。
これが投げ方です。
①普通のカーブの握りに親指を外す。
②届くように斜め上に投げる。

この二つができれば後は感覚を掴むだけです。
これで今の持ち玉にアクセントを加える球が加わったかと思います。
変化球が投げられなかった人は決め球やカウント球ができます。

感想やご不明点、コツなどあればコメントいただければ幸いです。

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