自民党に貧困対策推進を掲げる議員がいる

https://youtu.be/AcVlh5eq57M 

最近、勉強会などで急速に仲良くなっている国会議員がいます。

自由民主党の安藤裕衆議院議員です。

自由民主党といえば、言うまでもなく多くの期間、常に与党として日本政治を動かしてきた政党であり、現代日本の状況を作り上げてきた責任主体の一つです。

しかし、近年は日本を壊してきた政党と言っても言い過ぎではないと思います。

はっきり言えば、自民党は中曽根政権以降、一貫して「小さな政府」路線を掲げ、経団連などの政策提言を鵜呑みにし、労働者や市民生活、地域経済に大きな打撃を与え続けてきました。日本中どこを見ても活気がある地域は少なくなりました。

特に、不況期や経済危機時における社会政策、経済政策は失政もいいところです。必要な時期に必要な政策を導入せず、政治判断も先送りが続いてきました。

僕たちのような「就職氷河期世代」は、彼らが政策的に生み出した犠牲者や被害者と言ってもいいと思います。

労働者派遣法なども含め、労働法制の改正のたびに、企業側の声が常に反映され、強い側の規制をすることなく、実質的に労働者の苦しさ、低賃金化、不安定化は加速の一途を辿りました。

また、欧州にも普通にある社会保障、社会福祉の拡充も一貫して行ってきませんでした。低賃金労働者を政策で増やす一方、社会保障で生活を下支えすらもしなかったのです。

例えば、海外では当たり前にある一般的な家賃補助制度や公営住宅の整備、高等教育の無償化や低負担化など、市民を家計負担の重さから解放する政策はほぼ取られていないと言えます。

だから、生活苦や将来不安から自殺者数も高水準が続き、明日に希望が持てない閉塞感も社会を覆い続けています。

なかなか常識では考えられない破滅的で、あり得ない政策の数々がいまだに続いています。

当然、子どもの貧困(労働者の貧困)に限らず、様々な世代の貧困、格差は拡大し、少子高齢化も異常な進行状況です。

日本はごく一部の人を除いて、破滅や衰退への道の途上にあると言ってもいいと思っています。

流石にこれらの実態に気づき、内部から変革を促すように、自民党内から議員連盟を立ち上げ、動き始めるグループがあります。そのグループの政策提言内容は、これまでの政策を一転させる「反自民」と言えるものです。

その新しいリーダーが安藤裕衆議院議員です。

まずは一緒に勉強会などもしてきた彼が打ち出す政策の一部が政府への提言としてまとめられ、冒頭の動画にもなっていますのでご覧いただきたいです。

現場の声や運動とともに歩みながら「おもしろきこともなき世を面白く」で政治を動かしてみてほしいですね。

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