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#3 冷凍機の本質,虚構の分解成功?

自分なりに「冷凍機の本質」を掴んだ気がする(色々な意味で今さら…)ので記録を.

仕事が空調機関係の保全のため冷凍機分野の知識がひと通り大切になってくる.
自分が働く職場では「現地で覚えろ・やりながら覚えろ」スタイルが標準となっている.その為,分からない事を質問すると優しく教えて下さる.
しかしここで,というより社会人になってから頻繁に直面する問題が…"同じ言葉でも意味というかニュアンスというか概念というか定義が人により異なる事"である. 
今日でいえばp-h線図をもとに「冷凍サイクルにおいて"過冷却"があるのはなぜ?」だ.この質問をなげた人からすれば答えは「液圧縮を防止する為」であり勿論正解100億点.
だが,冷媒(フロン)の性質を軸に「本質的」にどういうことか考えたこの時の自分の答えは「冷凍効果を得る為」だった.
『それ言ったらだいたいそうだろ!』となるが,熱源冷凍機が吸収式と蒸気圧縮式に大別され吸収式のメカニズムが"臭化リチウムと水の化学反応"を用いるのに対し蒸気圧縮式のメカニズムが"フロンの性質と圧縮機(圧力差)"を用いるとしフローで考えると「冷凍効果を最大限得るには必然的に過冷却が生じる」という結論に至った.と同時に運転管理・保守保全を軸におけば「液圧縮の防止=圧縮機保護」が答えだよなと思い,感じ方は人それぞれでは片付けれない"サピエンスが虚構に生きている"事を改めて実感した.


帰りに昨日と同じコンビニで買い物後,ダメ元で店員に「昨日セルフレジで購入した野菜スープを置いて行ってしまったんですけど…」と伝えるとなんと!?レシートの控えと保管してくれていた.

少し嬉しい気持ちで帰路につけた.

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