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新宿駅と中央公園が変わった

この週末は、新宿で話題の2箇所に行ってきました。

新宿駅の自由通路に行ってきた

最初は、新宿駅。

1日に約350万人が利用し、世界で最も乗降客数の多い駅とされる東京の巨大ターミナル、新宿駅。構内の複雑さから「迷宮」ともいわれる同駅の弱点だった、東口と西口の行き来をしやすくする「東西自由通路」が7月19日に開通した。

新宿駅の東口と西口は、地下鉄を回るか、地上で大ガード潜るか、青梅街道跡と書いてある小さなトンネルを潜るか、南口を回るか、とにかく大回りしないといけない場所でした。

面倒くさいからと入場券を買って、東口から西口に行く人もいたほどです。

東西自由通路は駅の東口と西口を直結する幅約25m、全長約100mの地下通路。JR線の改札内コンコースだった通路を拡幅し、改札を移設して自由に通り抜けできる通路に改築した。

それが、この自由通路で、行き来できるようになって、新宿区民としては大助かりです。

なんですが、一つだけ不便になったと思われるのが、小田急や京王から東口に行く人たちです。

一方、自由通路の開通によって、小田急線・京王線の駅からJR線の改札内を経由して東口側へと通り抜けるルートは使えなくなった。両線の利用者は注意が必要だ。

これ、通れる改札と通れない改札があって、それもまた新宿駅のダンジョン感を醸し出していたのですが、ダメになるんですね。残念。

現地で、喜びのあまり動画を撮ってみました。

新宿中央公園にスタバができてた

新宿駅を東口から西口に自由通路を抜けて、そのまま地下を通って、中央公園へ。

中央公園の芝生広場のところに、あたらしい建物が。

歩道橋から見るとこんな感じ。街路樹で目立たないような設計になってます。

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近くで見るとこんな感じ。SHUKUNOVAだそうです。

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全体コンセプトは「SHUKUBA RE BORN」。
江戸時代、内藤新宿として栄えてきた宿場町「新宿」で多くの人々が憩い、交流が生まれる「宿場町の縁側空間」を再生したい。
新宿中央公園(新宿区西新宿2)内に7月16日、カフェ「スターバックス コーヒー」、レストラン「むさしの森 Diner」、アウトドアフィットネスクラブ「PARKERS TOKYO」が出店する交流拠点施設「SHUKNOVA(シュクノバ)」が開業した。

すでに開業しているので、多くのお客さんが来てました。

1階はスタバとレストラン。2階はヨガとかランニング用のロッカーがあるようです。

北側から見るとこんな感じ。後ろは都庁です。

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都庁とヒルトンを入れてみますか。

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真ん中辺がこんな感じ。

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芝生広場が前に広がるので、そこを入れると、こんな感じ。

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久しぶりにお天気が良かったので、多くの家族連れがタープを張ってくつろいでました。

建物の中は、1階と2階で分かれてます。

1FのENGAWA TERRACEと2FのMIHARASHI TERRACEは、どなたでも自由にご利用いただける屋外空間です。
1FのENGAWA TERRACEは、リードフックをご用意しており、ペット同伴でご利用いただけます。
2FのMIHARASHI TERRACEには、こだわりの屋外家具や、3Dプリンターで一体成型した次世代スピーカー「FOREMAR」※を設置し、寛ぎの空間を演出しております。

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2階にはペットを連れて入れません。

2階には椅子が置いてあって、くつろげそうな場所です。ノマドワーカーな感じの方が仕事していたりしましたけどね。

2階のMIHARASHI TERRACEからの景色も気持ち良い。

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館内のボルダリングスペースは楽しそうです。

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新宿御苑の中にもスタバができましたが、ここのスタバも人気になりそうですね。

新宿駅はまだまだ変わる

新宿駅は、自由通路を作るのに8年も工事してました。

自由通路は、これまでJRの東口改札と西口改札をつなぐ改札内のコンコースだった「北通路」を改築して整備した。2008年にJR東日本と新宿区が整備に向けた基本協定を結び、実際の工事は2012年9月にスタートした。

工事は難工事だったようですが、駅を止めるわけにはいきませんからね。

以前から存在した通路を改築するのに約8年もの期間を要したのは、大がかりな拡幅工事を行ったためだ。
従来の北通路の幅は約17mだった。これを25mに広げるため、もう1本の改札内コンコースである中央通路との間の土砂を掘削し、盛土の上にあった線路やホームを高架構造に造り変えた。

でも、この工事で終わりではないんだそうです。

だが、新宿駅とその周辺の変化はこれからが本番だ。東京都と新宿区は2018年3月、今後の駅周辺再開発の指針となる「新宿の拠点再整備方針」を策定した。2040年代を見据え、駅や駅前広場、駅ビルなどを一体化した「新宿グランドターミナル」として再開発する構想だ。

60年近く変わらない新宿駅の姿が、これから大きく変わるかもしれないということで、それまで新宿に住んでいられるかどうかが個人的にはキモです。

現在見られる新宿駅の姿は、おおむね昭和30年代から40年代前半にかけて形作られた。1963年に京王線の駅が地下化し、翌1964年には小田急線の駅が地上と地下の2層構造になった。今は「ルミネエスト」となっている東口の駅ビルが開業したのは同年5月。東西自由通路に生まれ変わった北通路が幅18mに拡幅されたのも同年9月だ。
「新宿の拠点再整備方針~新宿グランドターミナルの一体的な再編~」PDF 

この計画に応じて、東西にタワービルが立つようです。

小田急電鉄と東京地下鉄がJR新宿駅西口で計画している大規模駅ビルの概要が明らかになった。規模は地下5階地上48階建て延べ28万1700㎡で、高さは260m。2022年度の着工、29年度の完成を目指す。東京都と新宿区が駅や駅前広場、駅ビルなどを一体化して再整備する「新宿グランドターミナル」の一環として位置付ける。

西口は小田急が新しくなり、東口はルミネを建て替えて都庁より高くするとか。

あと10年かかるのかあ。それまで新宿にいるかなあ。


サポートの意味や意図がまだわかってない感じがありますが、サポートしていただくと、きっと、また次を頑張るだろうと思います。