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【勝手にPR】清里フォトアートミュージアムのヴァーチャル美術館を見て欲しい

開館25年を記念して、今年がコロナ禍でなければ、様々なイベントが開催されたであろうKMoPAこと清里フォトアートミュージアム。

美術館自体は冬季休館中ですが、素晴らしい展覧会をネット上で展開しています。

2020年、世界中が未曽有のコロナ禍に見舞われ、多くの方が困難に直面しておられる状況下、美術館にできることは何かを真剣に考え、どこにあっても自由に作品を楽しんでいただける「ヴァーチャル美術館」を、開館25周年記念事業として始めることにいたしました。
第一弾では、当館の原点である第1回展覧会「25人の20代の写真」展を当館のwebサイトに再現しております。
今回は、全作家の方々が、作品のほか、25年前に執筆された直筆文の掲載にも賛同くださり、公開の運びとなりました。

1995年7月7日の開館の時にお手伝いした身としては、感慨深い25周年。

そして、その第1回展覧会「25人の20代の写真」展で展示した写真が見られるだなんて、懐かしくて胸が締め付けられます。(私の場合、この展覧会で大きなミスをして胸が痛くなる思いをしたというのもありますが)

■25 年前の開館記念展「25 人の 20 代の写真」をサイト上に再現
K★MoPA は 1995 年開館の記念展として「25人の20代の写真」を開催し、当時の日本を代表する写真家25人の20代の写真を1人5点展示しました。四半世紀を経た今も、青年期のかけがえのない才能の結晶の輝きは色褪せることはありません。ヴァーチャル美術館の第1回展覧会として、これをサイト上に再現しました。これらの作品群は作家の原点で、生涯を通しての代表作であり、戦後日本の新しい写真表現に挑戦し、歴史を切り拓いてきた軌跡でもあります。本展により、芸術における青年期の意義を世に問い、世界の青年、若い写真家を激励できればと思います。

すごい写真ばかりです。

■「25人の20代の写真」 掲載写真家名並びに作品タイトル (ABC 順)
荒木経惟 《さっちん》
藤原新也 《バラナシの死》他
英 伸三 《農村電子工業》
細江英公 《おとこと女》
今井壽恵 《風―白昼夢―》
石元泰博 《シカゴ ハロウィン》
岩合光昭 《海からの手紙》
川田喜久治 《地図》
木之下晃 《音楽家》
桑原史成 《水俣》
森山大道 《パントマイム》
長野重一 《広島》
内藤正敏 《トキドロレン》
奈良原一高 《王国》
野町和嘉 《サハラ》
大石芳野 《ニューギニア》
篠山紀信 《誕生》
白川義員 《白い山》
高梨 豊 《オツカレサマ》
田沼武能 《戦後の子供達》
立木義浩 《彼のもの、彼女のもの》他
東松照明 《家》
富山治夫 《現代語感》
土田ヒロミ 《俗神》
横須賀功光 《ポートレイト》

当代の名写真家の20代の写真を集めた展覧会という企画は、細江英公館長の発案でしたが、実現したのも細江館長のご人徳があってのことだと思います。私も写真をお借りする手伝いをしましたが、とにかく人生で御目に掛かることなんかないと思っていたような方々ばかりで、目が眩む思いがしました。

そして、この企画展では、写真とともに直筆のコメントが見られるというのも素敵です。

是非、見ていただきたい写真展です。

スマホでもPCでもご覧になれます。




サポートの意味や意図がまだわかってない感じがありますが、サポートしていただくと、きっと、また次を頑張るだろうと思います。