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💗R18「手を出さないでネ」

「手を出さないって約束してくれますか」

まじめな表情で問いただす。シカゴに行くのなら、帰りを一緒に車で帰りたい。

「旅費が浮くし。あなたと一緒にいられるし・・・」

謎めいた微笑みをたたえながら。

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シカゴのオヘア空港で待ち合わせた。用事はすでに終えていたようだ。早速車に乗り込むと、彼女は睡眠タイム。ただひたすら西南方向・セントルイスに向かって。

午後に落ち合ったので、夜半になり、途中でモーテルへ。部屋を2つも取れない。理由が分かった。部屋にはツインベッド。カーテンなどの仕切りはない。互いに遠慮がちに入浴・シャワーを済ませる。彼女は味もそっけもないパジャマだ。

彼女はドクターコースに進んでいる。26才だ。背は高からず低からず、アメリカで見ると、低く感じる。細身ではなく、「中肉」というところか。触れると気持ちよさげな皮膚感触だ。

図書館の中にブース(上限6名で利用するタイプ)が設けられている。出会って間もなく、図書を持ち寄って、互いに読みこなしていく。いつの間にか、プライベートな話になっていた。見ると、閉館時間を過ぎている。急いで出ていく。

帰りの道すがら。

「最近ね、ホームステイ先の男の子、ガールフレンドができたの。部屋の傍に小型ベッドを置いて、彼女が時々寝ているわ」
「あんな形で試してみるのもいいかもね」

まだ恥じらい気味だが、語りかけてくる。なんとも言いようがないので、黙々と歩き、交差点で左右に分かれた。

モーテルで、彼女はタスクが残っているから、と何やらリーディングしながら、ドキュメントを整理している。傍目で見ながら、ベッドに横になっていると、寝入ってしまった。

眠りが浅くなった。彼女がタスクを終えたのか、片づけていた。うつらうつらしながら様子を窺うとはなしに、うかがっていると、また寝入ったらしい。しかし、下半身が涼しく感じる。(うん・・・)目が覚め、起き上がろうとすると、彼女が人差し指で口を押える。黙る必要もないのに、言う通り、じっとしていると、彼女が股間を撫でにかかった。

反射的に起き上がろうとすると、彼女が胸を押さえる。起き上がれず、力を抜いた。彼女は腰のあたりで跨ってきた。胸に両手を突き、腰をグラインドさせる。否応もなく、股間が盛り上がり、突き出る。彼女が乗っているので少し痛い。

しかし、妙な感触だ。彼女の股間が生温かい。すでに彼女は下着を取り去っていた。トランクスが皺がり、滑りが滲んでくる。彼女はもっと擦りつけたそうに密着して来る。

彼女が上限に強く擦っていくので、とうとうトランクスが皺になり、トランクスの端から先端が出てくる。彼女は股間を先端に押し付けてくる。滑った感触が広がっていく。

起き上がろうとすると、彼女が囁くような声で「手を出さないで」。彼女のなすがままに任さざるを得ない。自然にずり下がったトランクスから出ているものをなぞるように擦り上げては、擦り下げる。腰の蠢きが何かを求めているように蠢く。

もうトランクスは何の役にもたっていない。彼女の股間が直接触れてくる。滑りを伴い、粘るようだ。彼女は股間を擦りつけるようになぞる。なぞるたびに熱いぬめりがまとわりつく。もうグジュグジュと音が引いている。

彼女の腰の動きが大きくなっていく。彼女は目を瞑り、没頭している。口は半開きになり、声が漏れてきている。もう動きを気にしていないのか、自分で自分の気持ちの良い個所を擦りつけているようだ。それに合わせて腰を動かせてやる。彼女の腰の動きが一段と大きくなり、気持ちが高ぶっているようだ。

彼女は両手を男の胸に置き、腰を浮かせては落とす。腰を落としては、股間を擦りつけ、再び腰を浮かす。ボブスタイルの髪でも垂れる。覗いている顔の表情が苦悶に揺れる。彼女が腰を浮かせすぎた。彼女の腰が貫かれたようになったのか、思わず、呻くような声が漏れる。

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彼女の狙いは当たった。彼女は腰に跨り、股間を上下させ、やがてグラインドするかのように腰を小刻みに振る。何かを必死で堪えるように顔を歪める。綺麗な顔が切なげに歪み、背筋を反り返らせながら痙攣した。ピクピクと痙攣しているのだろう。やがて、力の抜けた彼女は、ゆっくりと男の胸に顔を埋めた。

目的地の手前まで帰った。途中、セントルイスを見学したので、タルサが夜になった。彼女は「もう一泊しょう」と促してきた。断る理由はない。今度は「手を出さないでね」とは言わなかった。