💗R18「あっ、いけない。催してきちゃった」

彼女はいつもジョギングはスパッツだ。それも身体にフィットするスパッツだ。痩せていないので、ハリハリのスパッツ。それも上下に分かれているセパレーツ。お腹も締まっている。女盛りを前にしている。

肌がきれいなので、密かに自慢している。彼女がジョギングで通り過ぎるとき、よく振り返られる。彼女も密かな刺激を感じている。彼女は早い段階から独り者と決めている。仕事に夢中だ。寄ってくる男にも不自由をしたことはない。

今日は残業でいつもよりも遅い。夕暮れている。街灯も点き始めた。いつものコースを辿っていく。ちょっと優雅なアパートに住んでいる。（角を曲がるとアパートまで直ぐだ）

と、角を曲がる車がチョットしたスピード、（コーナーなのに、交差点なのに）車がコーナーを曲がるとき、人を煽るようになった。人影がつまづいたのか、パタンとあっけなく倒れた。車が一旦止まったが、何事もないかのように走り去った。

後を見ると、男性がうつ伏せに倒れている。すぐ起き上がってはこない。街灯の下で男は起き上がるが、ゆっくりとした動きだ。何のためらいもなく、男の傍に。四つん這いになりかけた男の腹に、手を掛けて立ち上がるのを助ける。「大丈夫？」

男は四つん這いになったまま起き上がろうとはしない。彼女は男の腹に手を回し持ち上げようとするが、重い。

男は彼女のジョギング姿を以前から見かけていた。思わず転んだが、彼女の反応を確かめたかったらしい。彼女はなおも抱え上げようとする。男の身体は重い。男の腹に手を回し、抱え上げようとする。重い。

彼女は男の腹に両手を回して、両手を結んだ。彼女の身体が男の身体に接し、両手を強く結ぶと彼女の身体が男の背中に密着する。幸い、次の車が通らない。男は弱弱しい姿で何とか立ち上がろうとしている。

男は立ち上がろうとして、彼女の太ももを支えに掴んだ。男の手が彼女の股の間に入る。彼女は意にも解せず、男を何とか立ち上がらせようと力を込める。

男はようやく立ち上がった。しかし、よろけている。見ると、顎を打ったようだ。血が滲んでいる。彼女の手は水に濡れていた。見ると、男のシャツが水を含んでいる。少しの水たまりはあるが、シャツを汚すほどではない気がする。時間が掛かった分、シャツが水を含んだか。

「大丈夫ですか？」と聞いてもただ頷いている。目はしっかりして来ていそうだ。

彼女は目の前のアパートに連れていくことにした。男は黙ったままうなだれている。（ショックだったのかしら）見ると、高齢のようだが、身体的にはしっかりしている。男はすでに回復していた。彼女の香りと感触に酔っているのか、酔っていたいのか、装っていた。

彼女は最初男の重さを感じていたが、玄関まで10メートルになった時、軽さを感じた。不思議に思うと、男の体温が伝わってきた。服越しの感触だが、彼女はセパレートのスパッツ、どこか肌が触れ合っている感覚に襲われてしまった。仕事が忙しく男友達と会う間隔が空いていた。

（あれっ、催してきちゃった！？）

玄関で男は身体を預けてきた、というよりかなり接触してきた。彼女は男の感触を感じるままにしている。戸を開けて、男にノブを握らせた。ゆっくりと導線を整理し、男を脱衣場に誘導した。男はよろよろもあまりせず、彼女に服を拭かせている。

「顎を消毒しましょうね」

どこか子供に言い聞かせるようだ。居間に誘導されると、男は素直に顎を消毒させた。彼女よりも少し背丈が高い。彼女は男の顎に絆創膏を貼る。彼女は子供を世話するように振舞うが、男の体臭に感じていた。彼女は催している自覚がある。視線が男の股間に届いた。（膨らんでいる・・・）

男は無言のまま居間から出ようと向きをかえようとしたが、うずくまり、横に倒れた。彼女は反射的に男を起こそうと近づいた。男は反射的に彼女の身体に手を回した。が、立ち上がろうともせず、彼女を引き寄せた。（えっ・・・）彼女はかるく驚いたが、男の感触がよかった。「そのまま」男が囁くように言った。

彼女は男の抱くままに任せている。（ど、どうするつもり・・・）催してきている彼女は男の感触に酔いたいのか、そのままに任せていると、緊張が和らいできた。緊張が和らぐと、男の体臭が彼女の鼻腔をくすぐる。男の股間がスパッツ越しに感じられる。

彼女が倒れている男に寄って行ったのは本能的に男の相性を感じていたようだ。彼女をフローリングに横たわらすと下のスパッツを脱がそうと試みているが、途中までしか脱がせられない。上のスパッツを脱がそうと試みるが、途中までしかできない。彼女はもどかしい。もどかしく蠢いてしまう。

男は彼女を裏返すと、脱がしかけた上のスパッツを脱がしていく。彼女の髪が広がり、落ち着いた。男は下のスパッツの端に手を入れると、脱がしに掛かったが、途中で止めた。（えっ・・・）男は彼女の尻を両方から手を入れて持ちあがていく。彼女の丸い尻が丸みを帯びて盛り上がる。

男は横に置いている彼女の両腕を掴むと、引き寄せながら、彼女の股間の中央を舌先を伸ばして舐めに掛かった。（ぁ・・ぅ・・・）（こんな・・・格好・・・）男の舌は周りを舐めながら、一周すると、彼女の芯口に舌先を尖らせて押し込む。（ぁ・・・・・）
男の舌先は絶妙な動きをする。彼女の締まった腹は緊張し、時にぴくぴくと痙攣する。彼女の芯口からは涎のようにヌメル白濁がにじみ出る。小さな声が伸びる。「ぁー・・・」
男は服を脱ぎ始めた。彼女は腰を曲げたまま心地良さを味わっている。男は彼女の丸い尻の後ろに回り、両手で桃尻を支えるように掴み、股間を押し込んでいく。彼女の背筋が伸び、「あーーーっ」と顎が持ち上がる。
男は彼女の桃尻を掴んだまま押しつけを繰り返す。驚くほど粘る液が、音を卑猥に出しながらあふれ出してくる。
彼女はとうとう頭を持ち上げきれず、床に伏せた。桃尻も床に降りた。男は蠢くような彼女の身体を表に返した。彼女の裸身が艶めいて伸びている。男は左手で彼女の乳房を交互に揉みながら、口を股間にあてがって舌を伸ばし、襞を舐めまわし、蜜口をすくう。蜜口に舌先が侵入してくると、彼女の身体が切なげに蠢く。

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男は彼女をそのままにして出て行った。（すごかった・・・）彼女は頭の中で呟く。催していた欲望が解消された。彼女ははぎ取られたセパレートスパッツをそのままにして、シャワーを浴びる。彼女は欲望が満たされた表情に満ちている。